デヴィッド・ボウイのラジオ追悼番組にイギー・ポップ、サーストン・ムーアらが出演
2日間にわたりデヴィッド・ボウイの追悼番組が今週末の11月18日土曜日、19日日曜日にイギリスのNTSラジオで放送される。番組にはイギー・ポップ、サーストン・ムーア、デヴ・ハインズ、バット・フォー・ラッシーズ、ネナ・チェリー、ノイ!のミヒャエル・ローター、フランツ・フェルディナンドらが出演する。
追悼番組では “デヴィッド・ボウイが与えた永遠の影響” を祝し、デヴィッド・ボウイに関連した様々なトピックを網羅する。例えば、デヴ・ハインズはデヴィッド・ボウイの生涯と業績に対して、 “構成されたサウンドコラージュまたはサウンドスケープ” を発表する。またバット・フォー・ラッシーズとして知られるナターシャ・カーンはヴィジュアル・アーティスト、俳優、そしてミュージシャンとしてのデヴィッド・ボウイに注目し、他のインスピレーションを与えるヒントだけでなく、彼自身も出演者だった映画のサウンドトラックを取り上げる。
追悼番組は11月18日と19日、ロンドンのコヴェント・ガーデンのソノス・ストアよりオンライン中継される。
土曜日の番組で注目されるのは、午後5~6時(現地時間)に放送予定のミヒャエル・ローターだ。伝説のクラウトロック・バンド、ノイ!のオリジナル・メンバーであるミヒャエル・ローターは、彼の持つ豊富な過去カタログを使い、東ベルリンがデヴィッド・ボウイとクラウトロックに与えた影響、そして1970年代のコズミック・シーンとのデヴィッド・ボウイの相互作用を解説する予定。
午後8~9時(現地時間)には、影響力のあるグラスゴーのインディ・グループ、フランツ・フェルディナンドは、彼ら自身でボウイ・トリビュートを1時間ほど編集。午後9時~10時(現地時間)の間には、長年の友人であり、デヴィッド・ボウイのコラボレーターでもあるイギー・ポップが、彼の曲とその作曲に影響を与えたものを通じて、リスナーたちをプライヴェートな旅へと連れ出してくれる予定だ。
日曜日の午後には、ソングライターでありアーティストのネナ・チェリーが午後2~3時の間、デヴィッド・ボウイの曲をカヴァーした世界中からの無名やレアなカヴァー・ソングを放送する。午後4~5時の出演は元ソニック・ユースのフロントマン、サーストン・ムーア。ソニック・ユースでデヴィッド・ボウイ50歳の誕生日をステージで共に祝ったことがある。サーストン・ムーアはこの偉大なポップ・アイコンと前衛芸術家集団のチャンピオンであったデヴィッド・ボウイと彼自身の経験談を語る。
日曜日の追悼番組の夕方を締めくくるのは高く評価されている作曲家であり、NTSのホストでもあるデイヴィッド・ホルムズ。ベルファスト生まれのアーティストであるデイヴィッド・ホルムズが、様々なスタイルを取り入れたデヴィッド・ボウイに注目し、彼の長いキャリアを通じて、彼が選び、再解釈してきた影響たちを詳しく読み解く。
Written by Tim Peacock
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