UKラッパーのデイヴ、2ndアルバム『We’re All Alone In This Together』が今年最大の初週売上で1位
2021年7月23日に発売された英ラッパー、デイヴの2枚目のアルバム『We’re All Alone In This Together』がUKでの今年最大の初週売り上げとなる74,000枚を獲得し、アルバムチャートで初登場で1位を獲得して、デビューから2作連続での首位獲得となった。
この売上は2019年11月のコールドプレイ『Everyday Life』以来となる数字で、UKヒップホップ/ラップ・アルバムの初週セールスとしては、タイニー・テンパーの『Disc-Overy』（2010年）以来の記録となる。
＜関連記事＞
・ポップ・スモークの2作目の遺作となるニュー・アルバムが7月16日にリリースへ
・UKラッパーのスロータイ、2021年発売の『TYRON』の内容とは？
この快挙について、デイヴは次のようにコメントしている。
「2作連続のNo.1。そのことに対して色々な感情が溢れる中、今作はこの地球上最高のサポーター、私の家族や友達、そして神がいたからこそ創ることができた作品だと思っています。神に栄光を。初週74,000枚売り上げは、神にしか成し遂げられない数字だで。そして皆のNo.1。歴史的快挙だ」
また、アルバムの発売に合わせてUKのApple MusicとSpotifyのソングチャートではアルバム全12曲がTOP20に全てチャートイン。その中で、シングルの「Clash feat. Stormzy」が2位、「Verdansk」が4位、「In The Fire」が6位と、全英シングル・チャートのTop10に3曲が同時ランクインとなっている（＊UKのシングルチャートでは同一アルバムからのチャートインは3曲までの制限がある）。
デイヴは2019年にリリースされたデビュー・アルバム『Psychodrama』が全英1位を獲得し、当時UKラップアルバムとして、初週最高のストリーミング再生回数を記録。Mercury Prizeでは最優秀アルバムを受賞、2020年の Brit AwardsではAlbum of the Yearを受賞しており、商業的にも批評的にも成功している。また、今年9月にはイギリスはマンチェスターにて開催されるPARKLIFEフェスティバルで初のヘッドライナーとして出演することが決定している。
Written By uDiscover Team
デイヴ『We’re All Alone In This Together』
2021年7月23日発売
iTunes / Apple Music / Spotify / YouTube Music
- ポップ・スモークの2作目の遺作となるニュー・アルバムが7月16日にリリースへ
- UKラッパーのスロータイ、2021年発売の『TYRON』の内容とは？
- ムラ・マサが、黒人女性のライヴ業界での就業を支援する人材育成コースを開設
- 21歳のラッパーのジュース・ワールド（Juice Wrld）が急逝
- 今さら聞けない「ポスト・マローンの何がすごいのか?」
- ヒップホップ 関連記事
