トニー・ベネットの“エド・サリヴァン・ショー”での貴重映像をまとめたプレイリストが公開
2023年7月21日、世界中のファンに惜しまれながら96歳でこの世を去ったアメリカを代表するエンターテイナー、トニー・ベネットの偉大なる功績を讃え、“エド・サリヴァン・ショー”の公式YouTubeチャンネルで彼の絶頂期のTVパフォーマンスをまとめたプレイリストが公開された。
1948年から1971年までの23年間わたって米CBS放送された同番組のほぼ全期間に、実に32回以上出演したトニー・ベネットが、時代と共に移り変わる音楽のトレンドに左右されることなく、また多くの共演者と共に披露したこれらの魅力的なパフォーマンス映像は、彼の不朽の人気とそのキャリアの長さの証明とも言えるだろう。
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トニーは同番組で、最もよく知られている自身の代表曲「I Left My Heart In San Francisco」を過去3回にわたってパフォーマンスしており、1964年11月には単曲で、また1965年と1967年の2回は「I Wanna Be Around」とのメドレーで披露。
また、いくつかの映像では、ウディ・ハーマン・オーケストラが彼のバックを務めているほか、1969年4月の出演回では、「Love Scene」と「(In My) Solitude」でデューク・エリントンと彼のオーケストラと豪華共演を果たしている。
さらに、1967年4月の出演回では、カウント・ベイシー・オーケストラとの共演で、「The Lady’s In Love With You」と 「Don’t Get Around Much Anymore」を披露し、後者では、ハリー・“スウィーツ”・エディソンによる短いながらも素晴らしいトランペット演奏を聴くことができる。
1951年9月の「Because Of You」と1952年3月の「Since My Love Has Gone」は、当時まだ25歳だったトニーのキャリア初期の貴重なパフォーマンス映像だ。
また“エド・サリヴァン・ショー”が最終回を迎えるわずか2ヶ月前となる1971年1月の出演回からも、「I’ll Begin Again」と「(Where Do I Begin?) Love Story」のパフォーマンス映像が別々のクリップで公開されている。
Written By Paul Sexton
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