クラプトン初のクリスマスアルバム『Happy Xmas』が発売。アヴィーチー追悼曲も収録
エリック・クラプトンが10月12日に自身初のフル・クリスマス・アルバムをリリースする。今作『Happy Xmas』にはお馴染みの「Away In A Manger」や「Silent Night」、そして知る人ぞ知るクリスマス楽曲に独自の解釈が施されたカヴァーの数々、そして新曲「For Love On Christmas Day」が収録される。
「これらのホリデイ・ソングを少しだけブルース調にアレンジできたら、と考えていたんだ」、エリック・クラプトンはビルボード誌に語る。「だからヴォーカルの間にどうやってブルースの演奏を取り入れていくかを試していたんだ。そこからそれを突き詰めていって、アルバムの中でも一番よく知られている”Have Yourself A Merry Little Christmas”が基礎となるスタイルのひとつになったんだ」。
エリック・クラプトンはアルバムのジャケット・デザインも自ら手掛けた。今作はエリック・クラプトンと彼が長年仕事を共にしているクライミー・フィッシャーのサイモン・クライミーとの共同プロデュース作品で、エリック・クラプトンがアヴィーチーを追悼した「Jingle Bells」カヴァーも収録されている。彼は2018年4月に28歳で亡くなったスウェーデンのこのDJ/アーティストの大ファンだった。
エリック・クラプトンの最後のオリジナル作品は2016年4月にリリースした23作目のスタジオ・アルバム『I Still Do』だ。彼は1999年にリリースされ、多くのアーティストが参加したスペシャル・オリンピックスの支援アルバム第4弾『A Very Special Christmas Live』でも大きな役割を担っていた。
このアルバムはスペシャル・オリンピックスの開催30周年を記念して前年開催されたクリスマス・コンサートを録音したもので、「Christmas Blues」や「Christmas Tears」、トレーシー・チャップマンの「Give Me One Reason」「Merry Christmas Baby」、そしてアンコールの「Santa Claus Is Coming To Town」でエリック・クラプトンが演奏に参加している。
Written By Paul Sexton
1. White Christmas
2. Away In A Manger (Once In Royal David’s City)
3. For Love On Christmas Day
4. Everyday Will Be Like A Holiday
5. Christmas Tears
6. Home For The Holidays
7. Jingle Bells (In Memory Of Avicii)
8. Christmas In My Hometown
9. It’s Christmas
10. Sentimental Moments
11. Lonesome Christmas
12. Silent Night
13. Merry Christmas Baby
14. Have Yourself A Merry Little Christmas