カミラ・カベロがユニバーサルミュージック傘下のインタースコープ・レコードに移籍
カミラ・カベロ(Camila Cabello)が、ソニーミュージックグループのエピック・レコードとの契約を解消し、レディー・ガガ、BLACKPINK、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、セレーナ・ゴメスなどのスーパースターたちが所属する、ユニバーサル ミュージック グループ傘下のインタースコープ・レコードの一員になることが米メディア“Variety”の報道によって明らかになった。
2012年にオーディション番組“Xファクター”で結成された5人組のガールズグループ、フィフス・ハーモニーを2016年12月に脱退して以来、カミラはグループ結成時から所属していたサイモン・コーウェルのサイコ・ミュージックとの提携により、エピック・レコードでソロ・アーティストとして、着実にカタログと実績を築き上げてきた。
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これまでに、2018年の『Camila』、2019年の『Romance』、そして今年の『Familia』という3作のスタジオ・アルバムをリリースしているカミラ・カベロは、これらのアルバムや自身の客演作品を通じて、全米ヒットを量産してきた。2016年にはラップとパンクを融合させた「Bad Things」でマシンガン・ケリーとの共演しているが、彼女にとって初の共演相手は、元恋人のショーン・メンデスだった。
2010年代初頭から友情を育んできたショーン・メンデスとカミラ・カベロは、2015年のショーンのデビュー・アルバム『Handwritten』に収録された「I Know What You Did Last Summer」で初の共演を果たし、2019年に2人が2度目のタッグを組んだプラチナ認定シングル「Senorita』で全米シングル・チャート首位を獲得。この曲はショーンにとって初の全米No.1シングルとなり、カミラにとっては、ヤング・サグをフィーチャーした2017年の「Havana」に続く2曲目の全米No.1ヒットとなった。
こうして進化を続けてきたカメラ・カベロは、今年9月から放送開始した人気オーディション番組“ザ・ヴォイス”のシーズン22で、ジョン・レジェンド、グウェン・ステファニー、ブレイク・シェルトンらと並んで4人のコーチの1人に抜擢されており、ある意味、自身のルーツに立ち返ろうとしている。彼女は米ビルボード誌の取材に次のように述べている。
「私は歌のオーディション番組からキャリアをスタートさせたので、今原点に立ち戻ってコーチをやれることにやりがいを感じています。それに、この番組が非常に平等な機会を提供している点にも魅力を感じます。お金持ちでもある必要も、音楽業界にコネを持っている必要もない。才能さえあれば、夢を叶えられるんです。そして、それはとても素敵なことだと思っています」
Written By Sam Armstrong
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