クイーンのブライアン・メイがフレディの出生地で“聖地巡礼”した写真を公開
クイーンのブライアン・メイが、フレディ・マーキュリー出生の地であるアフリカ東海岸のインド洋上にあるザンジバル諸島を訪問し、フレディーの痕跡を辿る旅をしている。ブライアン・メイは、生家や最初に通った学校など、幼少期のフレディ・マーキュリーの拠点となった聖地を巡礼した。フレディの通った学校の前では、妻のアニタ・ドブソンと共に記念撮影した写真を自身のインスタグラムに共有している。
ブライアン・メイは自身のInstagramに写真とともにこうコメントしている
「フレディの学校にて。フレディの愛すべき妹カシミラの手引きと、ザンジバルの素晴らしいガイド、アブドゥルのおかげで、僕たちは幼き日のフレディの足跡をたくさん辿ることができました。皆さんにご報告できて嬉しいです」。
その後もブライアン・メイは、ザンジバルのストーン・タウンにある、フレディ・マーキュリーが生まれ育った家の外で撮影した写真を共有した。当時アパートだったその建物は、現在“フレディ・マーキュリー・ハウス”としても知られるテンボ・ハウス・ホテルとして生まれ変わっている。
「これがフレディと妹のカシミラが幼い頃に住んでいた建物です。巡礼!!!」と彼は写真を説明した。
フレディ・マーキュリーは、1946年に本名ファルーク・バルサラとしてこの島に生まれ、両親が彼をムンバイの寄宿学校へと送った8歳までこの地で暮らした。その後、1964年には一度帰郷したが、ザンジバル革命が引き起こした社会不安により、家族でロンドンへと移住した。
クイーンのフロントマンであるフレディ・マーキュリーの人生は、2018年に公開され、音楽伝記映画として歴代最高の興行収入を記録した『ボヘミアン・ラプソディ』によって永遠の名誉が与えられた。今作、フレディ役のラミ・マレックの演技が大絶賛され、結果として、アカデミー賞主演男優賞という名誉を含む、数多くの賞を彼にもたらした。
先日uDiscoverでもお伝えした通り、映画『ボヘミアン・ラプソディ』の異例とも言える世界的成功により、早くも今作の余韻を楽しみたい多くの観客を、様々な関連商品・イベントへと駆り立てている。
その手始めとして、同映画がおよそ990万人もの観客動員を記録した韓国では、地元のイベント企業であるM-Media Worksがクイーンのマネージメントを手掛けるクイーン・プロダクションとタッグを組んで、クイーンの回顧展『Bohemian Rhapsody: The Queen Exhibition』の開催を発表した。クイーンが1973年7月6日にファースト・シングル「Keep Yourself Alive」をリリースして以降、半世紀にも及ぶバンドの歩みを辿るこの展覧会は、ソウルのアラアートセンターにて、7月7日から3ヶ月間に亘って開催される予定だ。
また日本では、『At Night The Opera』がNODA・MAPによって『Q: A Night At The Kabuki』として舞台化されることも決定して話題となっている。
Written By Tim Peacock
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