ボン・ジョヴィ「It’s My Life」がSpotifyで10億回再生を突破。バンド3曲目の快挙
ボン・ジョヴィ(Bon Jovi)の「It’s My Life」が、Spotifyで10億回再生を突破し、バンドの代表曲「Livin’ On A Prayer」(2023年1月に達成)、「You Give Love A Bad Name」(2024年6月に達成)に続く、3曲目の快挙となった。
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2000年6月にリリースされたボン・ジョヴィのマルチ・プラチナ・アルバム『Crush』からのリード・シングル「It’s My Life」は、ジョン・ボン・ジョヴィ、ギタリストのリッチー・サンボラ、マックス・マーティンが共作し、ルーク・エビンが共同プロデュースを担当。同曲は、ヨーロッパの9カ国でNo.1を獲得したほか、その他多くの国でもトップ10入りを果たし、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)では最高33位を記録した。
この曲は、リッチー・サンボラがトーク・ボックスを使っていることでも知られており、2番の歌詞に登場する「For Tommy and Gina, who never backed down(何事もあきらめなかった人々 トミーとジーナみたいに)」というフレーズは、ジョン・ボン・ジョヴィとリッチー・サンボラが共作した1986年の「Livin’ On A Prayer」に登場した架空の労働者階級のカップル、トミーとジーナを指している。
2021年7月には、「It’s My Life」の公式ミュージック・ビデオがYouTubeで10億回再生を突破し、ボン・ジョヴィにとって初の快挙となった。同ビデオの監督を勤めているのは、過去にも「In These Arms」、「Bed Of Roses」、「Someday I’ll Be Saturday Night」など、バンドの多くのビデオを手掛けてきたウェイン・アイシャム。
この楽曲の成功について、ジョン・ボン・ジョヴィは2005年のドイツのDeutsche Welleのインタビューで次のように語っている。
「“It’s My Life”を書いていたとき、私は自分自身の人生や当時の状況について、とても自己中心的に考えていた。だからこそ、“It’s my life”というフレーズが、10代の若者から大人、整備士など、あらゆる人にとってのメッセージになるとは想像もしていなかった。“これは私の人生だ、私が舵を取るんだ”——きっと誰もが、時にそう感じるものなのだと思うよ」
Written By Tim Peacock
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