ラミ・マレックがフレディを演じるクイーンの伝記映画予告編が公開
本日、クイーンの公式YouTubeチャンネルにて、待望の伝記映画『Bohemian Rhapsody』の本予告編が公開された。
予告編フルバージョンに先駆けて、本日中に公開された10秒のティーザーでは、海外ドラマ「MR. ROBOT / ミスター・ロボット」の主役を務めるラミ・マレックが、クイーンの伝説的なフロントマン、フレディ・マーキュリーを演じるところを初めて動画として垣間見ることができ、この映画がバンドの忠実なファンたちが望むとおりの大作になるであろうことが伝わってきていた。
映画は当初予定されていたクリスマスでの公開より前倒しとなり、イギリスにて11月2日に公開される。フレディを演じるマレックと併せて、映画ではギタリストのブライアン・メイ役にグウィリム・リー、ドラマーのロジャー・テイラー役にベン・ハーディ、ベーシストのジョン・ディーコン役にジョゼフ・マゼロを起用されている。
当初映画はブライアン・シンガーが監督していたが、昨年、深刻な内部事情によりブライアン・シンガーは解雇。その後、イギリス史上初のスキージャンプのオリンピック代表選手を描いた2016年の『イーグル・ジャンプ』で監督をつとめたデクスター・フレッチャー迎えられ映画は完成している。
uDiscover Musicが以前伝えたように、『Bohemian Rhapsody』は、クイーン、彼らの音楽、そしてステレオタイプや古めかしい慣習を破り地球上で最も愛されるエンターテイナーの一人となった唯一無二のリード・シンガー、フレディ・マーキュリーを称賛した映画と言われている。
映画では、彼らの象徴的だったり革新的であったりする楽曲を通じて、一躍スターの座に就いたバンドの姿、フレディがライフスタイルをコントロール出来なくなるにつれ発生した内部崩壊寸前の姿、そして致命的な病に向き合いながらもフレディ率いるクイーンが再び集まり、ロック・ミュージックの歴史において最高のパフォーマンスを披露した「ライブ・エイド」での勝ち誇った姿を追う。その過程で、常に家族のようなバンドの伝説を築きながら、今日の偏見の目で見られてしまうアウトサイダーやドリーマー、ミュージック・ラバーたちに刺激を与える内容となっている。
「この映画の製作に8年かかっていますが、その価値があると私は信じています。私たちが成し遂げてきたことを私は非常に満足していますから」とプロデューサーのグラハム・キングはQueenonline.comに伝えた。
「この映画はクイーンの音楽をまさしく称賛したものであり、史上最高のフロントマン、フレディ・マーキュリーに捧げた映画です。ステレオタイプや慣習を打ち破り、フレディは彼自身と彼の音楽を信じ、すべてを恐れずに変えていったのです」。
By Tim Peacock
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