ボブ・マーリー生誕80周年記念コンサートが生配信。その他の関連イベントも

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2月 7, 2025

ItoMasaki

Image: Courtesy of UMe

ボブ・マーリー・ファミリー、ユニバーサルミュージックエンタープライズ、アイランド・レコードは、ボブ・マーリー（Bob Marley）の生誕80周年を記念して、彼のレガシーを称える様々なイベントを一年を通して開催する予定だ。

これは、世界的な音楽シーンの発展への貢献、そして社会正義と平等を求める闘いにおける彼の重要な役割を讃えるものとなる。

生配信

ボブ・マーリーの80回目の誕生日当日には、ジャマイカのキングストンにボブ・マーリー・ファミリーが所有するタフ・ゴング・スタジオでトリビュート・コンサート「UPRISING」が開催される。

日本時間2月7日午前5時から午前9時まで、タフ・ゴングTVの公式YouTubeチャンネルで生配信される同コンサートでは、過去の誕生日で披露されたベスト・ライヴ・パフォーマンスのカウントダウンや、モーティマー、ビューグル、クマール・フィア、ナオミ・コーワン、クァン・ダジャイ、ケリー・シェーン、アレックス・A・ゲームなど、伝記映画『ボブ・マーリー:ONE LOVE』にも出演していた顔ぶれを含む、ジャマイカの人気＆新人エンターテイナーらによるトリビュート・パフォーマンスのほか、彼の慈善団体であるボブ・マーリー財団の継続的な活動とその影響などが紹介される予定だ。

ボブ・マーリーの娘で、ボブ・マーリー・グループのCEOであるセデラ・マーリーは、次のように述べている。

「“Uprising”をテーマに、父の80回目の誕生日を祝うことは、私たち家族や世界中のファンにとって特別な瞬間となるでしょう。このアルバムには、“Forever Loving Jah”、“Coming In From The Cold”、“Could You Be Loved”、“Redemption Song”といった、彼のスピリットを象徴し、世代を超えて人々にインスピレーションを与え続けるパワフルな楽曲が収録されています。私たちは毎年、世界中のファミリー、友人たち、そしてファンの皆さまと心をひとつにし、ボブ・マーリーのレガシーを称えています。この80周年という節目は、愛、回復力、そして自由を求める父の時代を超えたメッセージを改めて思い起こさせるものです」

また、この生誕80周年にあわせて、1975年にロンドンのライセウム劇場で観たボブ・マーリー＆ザ・ウェイラーズのライヴがその後の人生を変えた経験を詳述する、イギリスの映画監督、DJ、ミュージシャンのドン・レッツによるエピソード『Bob Marley & I』が初公開されるほか、年間を通して様々なエピソードが公開されていく予定だ。

その他の関連イベントとして、児童合唱団“Young Voices”は、ボブ＆リタ・マーリー財団と共同で、現地時間2月6日午後3時に英マンチェスターのコープライブ・アリーナから、“ワールドワイド・シングアロング”を開催し、参加者は、ボブ・マーリーの名曲「One Love」「Jamming」「Three Little Birds」などを特別アレンジした「Marley Magic」メドレーを披露する予定だ。セデラ・マーリーはこのイベントについてこう語っている。

「父が書いた自由、愛、団結の言葉が50年以上経った今も、世界中の多くの美しい若者たちによって歌われていることを父が知ったら、きっと満面の笑みを浮かべ、とても誇らしく思うことでしょう。父の歌がこれまで以上に強く、新しい世代に響いているのは、父の音楽の持つ力の大きな証です。父の歌は普遍的な真理を語っているからこそ、子どもたちの口から発せられても、父自身がレコーディングし演奏したときと同じように心に響くのだと思います」

Written By Sam Armstrong

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