ブラック・サバスの最終ツアーの最終公演を収録した作品『The End Of The End』からの映像を公開
ブラック・サバスが彼等の定番曲「Children Of The Grave」のパフォーマンス映像の一部を自身のFacebook Pageで公開した。
この映像は劇場公開が予定されている彼等のコンサート・ムーヴィー『The End Of The End』からのものあり、今年前半に行われた彼等の最終ツアーであり、バンドの故郷であるバーミンガムの公演を収録したものだ。
『The End Of The End』はメタル・サウンドを築きあげたこの伝説的なバンドの最後のツアーとして記録に記されるものになる。2017年2月4日にバンドは、バーミンガムのステージを踏んだ。バーミンガムは全てが始まった場所であり、彼等にとっては81回目の公演でなり、このThe End Tourの最終公演でもあった。彼らは、そこで約50年にも及ぶキャリアに幕を閉じたのだ。
このソールド・アウトした公演は、ブラック・サバスの演奏が見たいという世界中のファンを集めたツアーの集大成であった。1968年の活動初期から、ブラック・サバスはヘヴィ・メタルのサウンドの基礎を築き上げ、世界中のあらゆるバンドに影響を与えてきた。その影響は今でも感じられるものである。
『The End Of The End』は世界中の1,500館の映画館で、2017年9月28日の1日限りの公開が予定されている。
ブラック・サバスは最近、プレスに対して下記の声明を発表している。「活動していた年月から持ち帰ったものは全てが特別なものです。この年月を通じて私達に忠実でいてくれた素晴らしいファンのみんなにお別れを言うのはとてもつらいです。私たちが活動を始めた頃には、自分たちが49年後もこうして活動し続けて、こうして最後の公演を故郷で行えるだなんて夢にも思っていませんでした」。
『The End Of The End』はライヴ・シーンのほか、バックステージの様子や、その夜に演奏されなかった楽曲のスタジオ・パフォーマンスや、オジー・オズボーン、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラーの個人的、そしてグループに関する回想録などが含まれている。
Written by Tim Peacock
*日本では10月2日に東京・名古屋・大阪のZEPPにて1日限りの上映されます