ビリー・アイドル、『Rebel Yell』40周年を記念し、NYエンパイア・ステート・ビル最上階で演奏

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ビリー・アイドル(Billy Idol)が歴史的名盤『Rebel Yell』の40周年を記念して、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディング103階のシークレット・バルコニー(地上300m以上)で、彼の長年のコラボレーターであるギタリストのスティーヴ・スティーヴンスと共に、象徴的なアルバムのタイトル曲のアコースティック・パフォーマンスを披露した。ニューヨークの上空から撮影されたこのパフォーマンスの模様は以下よりご覧いただける。

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このビデオのプロデューサーであるスティーブ・ゴットリーブは、Time Outのインタビューの中で、ビリー・アイドルのチームにエンパイア・ステート・ビルからドローンを使ってビデオを撮影するアイデアを持ちかけられたこと、またこのビデオがたった2度のテイクで撮影されたことを明かし、こう説明している。

「現実離れしていて、まるでビジュアル・エフェクトのように見えますが、そうではありません。すべて本物です。普段はほとんど見れない街の角度ですよね。エンパイア・ステート・ビルディングは、おそらく世界で最もアイコニックな高層ビルなので、この手法で撮影するにはうってつけの場所でした」

ビリー・アイドルは、このビデオを制作を振り返り、次のように語っている。

「幼い頃、数年間ロングアイランドに住んでいて、1959年頃に両親に連れられエンパイア・ステート・ビルディングを訪れたんだ。あれから65年後にそのビルの上でロックンロールを演奏するなんて想像もできなかったよ。当時も今も、エンパイア・ステート・ビルディングは比類なきアール・デコの魔法の宝石だ。これは間違いなく俺のキャリアにおけるハイライトだな」

この撮影が行われた夜、エンパイア・ステート・ビルは、『Rebel Yell』のアニバーサリーを祝うためにジャケット写真のカラーにライトアップされた。このビデオが撮影された今年4月、ビリー・アイドルは『Rebel Yell』のエクスパンデッド・エディションをリリース。この再発盤には、発売当時の未発表音源やデモ、アウトテイクや「Eyes Without A Face」のプールサイド・リミックス、さらにビリー・アイドルとスティーヴ・スティーヴンスの共作コンビが手掛けた未発表オリジナル曲「Best Way Out of Here」のオリジナル・セッション音源が収録されている。

Written By Hannah Zwick



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