ビリー・アイリッシュが手掛ける映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌と楽曲をフィーチャーした予告編が公開

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ビリー・アイリッシュが手掛ける“007シリーズ”最新作『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」の音源が公開された。合わせて英国時間2月18日に開催されるブリット・アワードにて同曲を初めてパフォーマンスすることも発表。日本ではYouTubeにて生配信される予定。

現在18歳のビリー・アイリッシュは、“007シリーズ”の主題歌を担当する最年少アーティストとなる。2月12日、ビリー・アイリッシュは自身のソーシャルメディア上で、この主題歌「No Time To Die」を日本時間2月14日午前9時に公開することを明かしつつ、映画のロゴと共に同曲からインスト・パートの一部音源を公開していた。

また、主題歌の公開に合わせて、この新曲をフィーチャーした映画の予告編の映像も公開となった。

ビリー・アイリッシュが同映画の主題歌を担当することは先月発表され、つい先日開催された第92回アカデミー賞での追悼コーナーでザ・ビートルズ「Yesterday」のカヴァー・パフォーマンスを披露した彼女は、授賞式前のレッドカーペットで、米TV番組“アクセス・ハリウッド”によるインタビューの中で「主題歌はバラードっぽい感じ」になると語っていた。

“007シリーズ”最新作は、このビリー・アイリッシュによる主題歌以外にも、主演のダニエル・グレイグが今作を最後に、ジェームズ・ボンド役からの卒業を発表していることや、イギリスの人気TVシリーズ「Fleabag フリーバッグ」(日本ではAmazon Primeで公開中)を手掛けたフィービー・ウォーラー=ブリッジが脚本を共同執筆していることでも大きな話題を呼んでいる。彼女は“007シリーズ”の脚本家に抜擢された史上2人目の女性となる。

フィービー・ウォーラー=ブリッジは、Webマガジン“Deadline”のインタビューの中で、同シリーズについてこう語っていた。

「近年では、ジェームズ・ボンドという人物像や彼の女性の扱い方に対して、“007シリーズ”が現代に相応しい作品なのかという物議を醸していますが、私はそんなの馬鹿げてるし、ジェームズ・ボンドは間違いなく現代にも通用すると思っています。ストーリー自体は成長や進化を遂げなければならないだけの話で、重要なのは、ジェームズ・ボンドが、ではなく、映画そのものが女性を適切に扱うことなんです。ジェームズ・ボンドは従来のキャラクターに忠実である必要がありますからね。私が初めてボンド作品を観た時、彼のそのひねくれた性格がすっかり気に入ってしまいました。ですから、この新作の脚本で彼の会話を手掛けられることをすごく楽しみにしています。というか、脚本はすでに出来上がっていますから、私が脚本を手掛けるという表現は間違っているかもしれませんね」

映画『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』の出演キャストには、映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』でもダニエル・グレイグと共演するアナ・デ・アルマスはじめ、ラシャーナ・リンチ、ナオミ・ハリス、レア・セドゥ、ベン・ウィショー、ジェフリー・ライト、ラミ・マレック、レイフ・ファインズら豪華顔ぶれが名を連ねている。

一方でビリー・アイリッシュは、今月発売になった米VOGUEマガジン3月号の表紙を飾り、3人の写真家による3つの写真をフィーチャーした全3パターンの表紙が登場した。

Written By Laura Stavropoulos



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