ビリー・アイリッシュ、ニュー・アルバムが完成したことを報告
ビリー・アイリッシュ(Billie Eilish)が、2021年の『Happier Than Ever』に続く3作目のスタジオ・アルバムが完成し、マスタリングを終えたことを明らかにした。
彼女は昨年12月に、制作中の新作が「完成に近づいている」ことをファンに伝えていた。
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ビリーは自身のインスタグラムに白い星柄の黒いバラクラバをかぶった4枚の写真をアップし、「私のアルバム、マスタリング終了」というキャプションと共にこのニュースを伝えている。
アルバムの詳細はまだ明らかになっていないが、ビリーはここ数ヶ月の間に、アルバム制作に関する洞察を何度か語っている。昨年8月、デュア・リパのポッドキャスト“At Your Service”に出演した彼女は、3作目のアルバムにおいて、創作過程がどのように変化したかを語った。
「この新作ではすべてが違う。スタジオの中での私の存在の仕方は違うし、私の声はあれから完全に変わってしまった。声が変わったのは本当に驚きだった。かなりショックだったね」
ビリー・アイリッシュは、映画『バービー』のサウンドトラックに提供した「What Was I Made For?」で華々しい2024年のスタートを切っている。同楽曲は、第81回ゴールデングローブ賞の最優秀オリジナル楽曲賞(映画部門)、第66回グラミー賞の年間最優秀楽曲賞と最優秀映像作品楽曲に輝き、ビリーと兄のフィニアスは両授賞式でこの曲のパフォーマンスを披露した。
「What Was I Made For?」は、米時間3月10日に授賞式が開催される第96回アカデミー賞の歌曲賞にもノミネートされており、彼女が今年受賞すれば、2021年の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「No Time To Die」以来、2度目の受賞となる。
昨年、彼女はイギリス国内で楽曲の総ストリーミング再生数が10億回を突破したアーティストに贈られる“ブリット・ビリオン・アワード(BRIT Billion Award)”を受賞している。2023年5月に正式に創設された“ブリット・ビリオン・アワード”の第一回受賞者には、ABBA、コールドプレイ、ホイットニー・ヒューストン、マライア・キャリー、アン・マリー、ルイス・キャパルディを含む13組のアーティストが選ばれている。
Written By Rhian Daly
ビリー・アイリッシュ『What Was I Made For?』
2021年7月13日発売
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