ロビー・ウィリアムスの伝記映画が豪で撮影開始。『グレイテスト・ショーマン』の監督が担当

Published on

Photo: Michel Linssen/Redferns

英シンガー・ソングライター、ロビー・ウィリアムス(Robbie William)の伝記映画『Better Man』の撮影が、2022年初頭にオーストラリアのメルボルンで開始される。監督は『グレイテスト・ショーマン』で大ヒットを記録し、エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』で製作総指揮をつとめるマイケル・グレイシーが担当する。

<関連記事>
ミュージシャンの伝記映画ベスト30
映画『ボヘミアン・ラプソディ』関連記事

ロビー・ウィリアムズは、英国を代表するエンターテイナーであり、史上最も売れたアーティストの一人でもある。1989年から1995年までは英国の大人気グループ、テイク・ザットのメンバーとして名声を得て、その後、ソロ活動でも大成功を収めた。今回の伝記映画は、ステージ上とステージ外の両方でウィリアムズを形成した経験を内省的に見ることができるとされている。

Variety誌によると、映画『Better Man』は、オーストラリアとニュージーランドでは、大手映画配給会社Roadshow Filmsが配給することが決定。海外では、英国を拠点とするRocket Science社が担当する。Rocket Science社は、これまでにレーサーのシューマッハのドキュメンタリー『シューマッハ』や『シカゴ7裁判』を手がけている。映画の公開日は現時点では未定。

 

ロビー・ウィリアムスは9月末、ミリオンセラーとなった初のソロアルバム『Life Thru A Lens』と『I’ve Been Expecting You』の2枚を初めてレコードでリリースした。今回の復刻版のレコードは、『Life Thru A Lens』がホワイト、『I’ve Been Expecting You』がアクアマリンの特別仕様となっている。

9月24日に発売された両タイトルは、アビー・ロード・スタジオで新たにマスタリングされ、180グラムのヘビーウェイト・レコードに、オリジナルの特徴的なアートワークを再現したゲートフォールド・スリーヴ。また、両タイトルともにダウンロード・コードが付属されている。

1997年10月に発売された『Life Thru A Lens』は、ロビー・ウィリアムズのソロデビューアルバムで、最終的には147週にわたって英アルバムチャート100にランクインし、英国での販売枚数が200万枚を超えている。このアルバムには、ヒットシングル「Old Before I Die」(全英2位)、「Lazy Days」(8位)、「South Of The Border」(14位)、「Let Me Entertain You」(3位)、「Angels」(4位)が収録されており、「Angels」はこれまでのシングルの中で最大の売り上げを記録し、2005年のBRITアワードでは過去25年間のベストソングに選ばれている。

Written By Tim Peacock


ロビー・ウィリアムス『Life Thru A Lens』
2021年9月24日発売
LP




Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了