米HBOが、ビー・ジーズのドキュメンタリー映画『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』放映権を獲得

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米HBOドキュメンタリー・フィルムズが、ビー・ジーズの初の全米シングル1位を記録したヒット曲からタイトルをとった長編ドキュメンタリー映画『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』の放映権を取得した。

高い評価を得ている映像作家フランク・マーシャルが監督を務め、史上最も成功したバンドの一つであるビー・ジーズ(The Bee Gees)の数十年にわたるキャリアを描いた同ドキュメンタリーは、ユニバーサル ミュージック グループ傘下のポリグラム・エンターテイメントを通じて、今後数ヶ月のうちにHBOとHBO Maxから配信される予定だ(日本配信は未定)。

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監督のフランク・マーシャルは次のようにコメントしている。

「多くの人々と同様に、私もビー・ジーズの音楽をずっと愛してきたので、彼らの並外れた創造的本能とそこから生まれた音楽の宝庫、彼らのユーモアや忠誠心を発見するために費やした2年間は素晴らしい経験でした。HBOと提携できることを嬉しく、誇りに思いますし、このプロジェクトに関われたことは大変光栄です」

ドキュメンタリー映画『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』は、バリー、モーリス、ロビンというギブ3兄弟が、いかにしてビー・ジーズを一から築き上げ、彼らの音楽が進化し続けていったのかに焦点を当てている。1958年の結成以来、推定2億2,000万枚以上のレコード・セールスを記録してきたビー・ジーズは、現在でも強い影響力とジャンルを跨ぐカタログ作品を誇っている。

フランク・マーシャルは過去にプロデュースした過去の作品には、アカデミー賞にノミネートされた『シービスケット』『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』『カラーパープル』などがある。

2020年のテルライド映画祭に正式出品された映画『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』のプロデューサーには、監督のフランク・マーシャルと共に、今作の脚本を担当したマーク・モンロー、そしてザ・ビートルズのドキュメンタリー作品『The Beatles: Eight Days a Week』や『George Harrison: Living in the Material World』を手掛けたナイジェル・シンクレアとジーン・エルファント・フェスタらが名を連ねている。

「これは、傑出した音楽的才能を持った3兄弟が、いかにして半世紀もの間、世界中の人々の生活に無意識のうちに浸透してきた音楽を生み出してきたのかを描いた物語なんです。兄弟愛、家族愛、創造性、エンターテイメント、喜び、そして悲劇。私たちは皆、この作品の製作に参加できることを大変光栄に思っています」とナイジェル・シンクレアは述べている。

また、ポリグラム・エンターテイメントの最高経営責任者であるジョディ・ガーソンは「兄弟、スーパースター、象徴的なソングライターとしてのビー・ジーズの物語を伝え、彼らの素晴らしいキャリアと世界的な影響力を誇る彼らの音楽に光を当てることができるのは光栄なことです」と語った。

映画『The Bee Gees: How Can You Mend A Broken Heart』の監督兼プロデューサーはフランク・マーシャル、プロデューサーはナイジェル・シンクレア、ジーン・エルファント・フェスタ、マーク・モンロー、製作総指揮はデヴィッド・ブラックマン、ジョディ・ガーソン、スティーヴ・バーネット、ニコラス・フェラル、キャシディ・ハートマン、ライアン・サファーン、脚本はマーク・モンロー、スクリプト・ドクターはキャシディ・ハートマンが担当する。

Written By Larisha Paul




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