ビースティ・ボーイズの名曲「Intergalactic」をフィーチャーした映画『マーベルズ』の予告編公開
ビースティ・ボーイズ(The Beastie Boys)の1998年の名曲「Intergalactic」が、2023年11月10日に世界同時公開が決定した映画『マーベルズ』の特報映像でフィーチャーされている。
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ブリー・ラーソンが主演を務めた2019年の映画『キャプテン・マーベル』の続編となる映画『マーベルズ』には、キャプテン・マーベル役のブリー・ラーソンに加え、Disney+(ディズニープラス)の人気ドラマ・シリーズ『ミズ・マーベル』で一躍ブレイクを果たしたカマラ・カーン(ミズ・マーベル)役のイマン・ヴェラーニが出演。
そして『マーベルズ』も手掛けるミーガン・マクドネルが脚本を担当した2021年のドラマ・シリーズ『ワンダヴィジョン』でマーベル・デビューを飾ったテヨナ・パリスが、『キャプテン・マーベル』にて当時11歳だったモニカ・ランボーの成長した姿で出演する。
『キャンディマン』などで知られるニア・ダコスタが監督を務める新作映画『マーベルズ』では、昨年放送された『ミズ・マーベル』のシーズン最終話で予告されていたように、3人のヒーローたちが、それぞれのパワーを使う度にお互いの場所が入れ替わってしまうという、非常に奇妙で不都合な現象によって繋がっている。
ビースティ・ボーイズの「Intergalactic」がサウンドトラックとなった特報映像の中で、サミュエル・L・ジャクソン演じるニック・フューリー大佐は、ベテランと新人のヒーローから成るでこぼこトリオ“ザ・マーベルズ”を宇宙を救うためのミッションへと導こうとする。
アンナ・ボーデンとライアン・フレックが監督を務めた初代『キャプテン・マーベル』は10億ドル(約1333億円)超えの興行収入を記録。マーベル・スタジオは、1990年代を舞台に、『アベンジャーズ/エンドゲーム』とタイアップした映画『マーベルズ』を、昨年9月にカリフォルニア州アナハイムで開催されたディズニーのファン・イベント“D23 Expo”で初めて紹介していた。
映画『マーベルズ』は、日本では5月3日に公開される『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に続くマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の長編作品として11月10日に全世界同時公開される予定だ。
これらの長編作品の他にも、マーベル・スタジオは今後、トム・ヒドルストンが主演を務める『ロキ』のシーズン2や、2019年の映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のポスト・クレジット・シーンに、ニック・フューリーが宇宙船に乗り込むシーンが伏線として盛り込まれていたニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソンとスクラル人タロス役のベン・メンデルソーンが主演を務める『シークレット・インベージョン』などのTVドラマ・シリーズの公開も予定している。
Written By Tim Peacock
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