ビースティ・ボーイズのマイクD、アドロックがMCAとの思い出などを語るインタビュー公開

Published on

8月 15, 2024

ItoMasaki

Ad-Rock and Mike D of Beastie Boys - Photo: Randy Holmes/Disney General Entertainment Content via Getty Images

ビースティ・ボーイズ（Beastie Boys）のアドロックとマイクDが、コナン・オブライエンのポッドキャスト「Conan O’Brien Needs a Friend」に出演し、グループの歴史や故アダム・”MCA”・ヤウクについてなど、様々なことを語り合った。

アダムの想い出

彼らはアダム・ヤウクのビジョンとビースティ・ボーイズに対する飽くなき精神について次のように語った。

マイクD：「彼は、その部屋にいる誰も思いつかないようなクレイジーなアイデアを持っていて、翌日にはそれを可能にする機材を持って現れる男だった。そして、僕たちは実際にそれをやることになるんだ」

アドロック：「彼が言ったことすべてをやったわけではないけどね」

マイクD：「ありがたいことにね（笑）」

アドロック：「彼は水中ツアーをやりたがっていたんだ…彼は本当に、真剣にそれについて考えていて、絵まで描いていた」

マイクD：「失われた都市アトランティスに魅了されていた時期があったんだよね」

また、コナンの友人であることがどのようなことかについて語るインタビューの別パートでは、「まるで僕が君にKIA（車）を売りつけようとしてるみたいだ」と語るコナンに対し、アドロックは「僕はKIAを持っているよ」と明かし、そして、彼とマイクDは彼の古い車にまつわるエピソードを披露した。

マイクD：「とても汚いよ。古くてシリアルがこびりついているんだ。気持ちが悪い」

アドロック：「僕は車の中でシリアルは食べない。動物じゃないんだ」

その他の関連ニュースとして、7月26日にビースティ・ボーイズ『Ill Communication』の30周年記念盤がリリースされた。このアニバーサリー・エディションには、2009年に限定発売されたアルバムのレア・ヴァージョンを復活させた3LPデラックス・エディションが含まれる。

長らく絶盤となっており、ファンやコレクターに再発を待ち望まれていた『Ill Communication』30周年記念盤3LPは、レンチキュラーのカバーアートが特徴で、オリジナル・アルバムを収録した2LPに加え、12曲のボーナス・トラック（1992年の『Check Your Head』からの「The Maestro」のライヴ・ヴァージョン、「Mullet Head」、さらに10曲のリミックス、B面曲、レア曲を含む）を収録した3枚目のボーナス LP がスリップケースに収められている。全て180g重量盤ブラック・ヴァイナル仕様。さらに、数十年ぶりにオリジナル・アルバムの限定版カセットも同時発売された。