TikTok発ヒットのアヴェニュー・ビート「F2020」にジェシー・レイエズが参加したREMIXが公開
様々なことがあった2020年を憂う楽曲「F2020」がTikTok発で大ブレイクとなった女性3人組のグループ、アヴェニュー・ビート(Avenue Beat)。彼女たちが、R&Bの新星アーティストであるジェシー・レイエズ(Jessie Reyez)が参加したリミックス「F2020 (Jesse Reyes remix)」を公開した。
このヴァージョンではジェシーはラップを披露し、そこではオープニング・アクトを務める予定であったビリー・アイリッシュとのツアーが新型コロナウイルスの影響を受け数日で打ち切られたこと、3月末に発売したデビューアルバムのプロモーションができなかったこと、自粛のために兄弟の子供に会えなかったことを歌っている。
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ジェシーはこうコメントしている。
「私がこの曲を聴いたとき、人類が集まってマイクを握り数分間ユニゾンで歌うのを聞いているような気分になったんです。私はこの曲にインスピレーションを受け、アヴェニュー・ビートに最高だったよって伝えるために連絡を取りました。そしたら、彼女たちが自分たちでプロデュースしていることを知ると、さらに恋に落ちたんです」
アヴェニュー・ビートのサム・バックオフはこう語る。
「ジェシーはこの曲について最初に連絡をくれた人の一人でした。私たちは何年も前から彼女の大ファンだったから、なぜ彼女が一緒にレコーディングすることに同意してくれたのか文字通り分からないけど、本当に感謝しています!」
同じくメンバーのサヴァンナ・サントスはこう話す。
「ジェシーが書いた歌詞は別世界、歌声も別次元なので、彼女とコラボできることに驚いています!」
そしてサミ・ベアデンは、新ヴァージョンを最初に聴いたときのことを振り返る。
「このヴァージョンを聴いたとたん、人間が出せうる限りの音量でこの曲をきくために自分の車に走りましたね」
イリノイ州クインシー出身の3人組アヴェニュー・ビートは、今年の夏に「F2020」をリリースすると、TikTokだけで1,600万回以上の再生回数を記録し、全プラットフォームで5,000万回以上のストリーミング再生回数を記録して大きな反響を呼んだ。ジャスティン・ビーバー、ビービー・レクサ、サラ・バレリス、マレン・モリスといったアーティストもこの曲を絶賛しており、TechCrunch編集長はこの曲を「Song of the Year」を評価している。
米ビルボードでのインタビューでサントスは、飼い猫が亡くなった後にこの曲を書くように駆り立てられたことを明かしている。今年はそれまでに色々な出来事が起こった年であり、彼女にとっては我慢の限界だったと語る。そのことは楽曲ではこう歌われている。
飼い猫が亡くなって 世界的なパンデミックが私の人生を支配した
曲を出しても誰も気にいってくれない 本当に悲しくて飽き飽きした
「自分の感情を表現することは曲を書くことだから、最初のヴァースとコーラスの部分すぐにおりてきました」とサントスはビルボードに語った。
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アヴェニュー・ビート『F2020 (Jesse Reyes remix)』
2020年11月13日公開
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