Apple Musicによる「史上最高のアルバム100枚」が突如発表:毎日10位ずつ公開
Apple Musicは、マレン・モリス、ファレル・ウィリアムス、J.バルヴィン、チャーリー・XCX、ブリンク182のマーク・ホッパス、ハニー・ディジョン、ニア・アーカイヴスら選りすぐりのアーティストに加え、ソングライター、プロデューサー、業界関係者を含む専門家チームによって作成された史上最高のアルバムを讃える「100 Best Albums」(史上最高のアルバム100枚)の100位~91位を発表した。
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チームの専門家たちは、このリストが編集者の声明であり、その内容はApple Musicでのストリーミング数とは無関係であることを強調し、音楽愛好家が生き、聴く世界を形作ってきた作品へのラブレターとしてデザインされているという。
Apple Musicは、本日から10日間にわたり、毎日10枚のアルバムを発表し、特設サイトや新たな限定コンテンツ、Apple Music Radioの特別エピソードなどとともに、「100 Best Albums」を祝うカウントダウンを開催する。
上10位から1位までのアルバムは5月22日、アーティストのナイル・ロジャースとマギー・ロジャース、Apple Musicのゼイン・ロウとエブロ・ダーデンによる座談会で発表される。Apple Musicのコンテンツ&エディトリアル担当シニアディレクターのレイチェル・ニューマンは公式声明で次のように述べている。
「”100 Best”は、Apple Musicを音楽愛好家にとっての究極のサービスとするすべての要素を結集しています。人間による最高のキュレーション、物語を語る芸術への理解、そして比類なき音楽知識とそれ以上の音楽への深い愛情です。私たちはこのプロジェクトに非常に長い時間をかけて取り組んできました。そして、私たち全員がこのリストを非常に誇りに思っており、世界中の皆さんと共有できることをとても楽しみにしています」
Apple Musicのグローバル・クリエイティブ・ディレクターであり、Apple Music 1のメイン・パーソナリティを務めるゼイン・ロウはこう述べている。
「このリストを作成するのは、本当に楽しい作業でした。なぜなら、非常に難しい作業であると同時に、私たち全員がこれに対して深い情熱を持っているからです。私たちはベスト100を選ぶという任務を与えられましたが、これはほぼ不可能な任務です。しかし、音楽ファンとして、このリストを通じて、私たちが大好きな音楽やアルバム、アーティストについて、このような文脈でじっくり考えることができたのは素晴らしい経験でした。このリストがApple Music以外のファンの間で議論を巻き起こし、彼らが愛する音楽について熱く語るきっかけになれば、私たちの目標は達成されたと言えます」
本日公開された最初の10枚のアルバムは、Apple Musicによる「100 Best Albums」のユニークなアプローチを垣間見せてくれる。10枚のうち7枚が21世紀の作品、2枚が90年代、1枚が70年代と、様々なジャンルのアルバムがリストアップされており、タイラー・ザ・クリエイター、ロビン、ロード、トラヴィス・スコット、ソランジュ、ブリアルなど、彼らの音楽とその影響力によって今世紀を定義するのに貢献した現代のアーティストにスポットライトが当てられている。
Apple Musicの音楽番組担当グローバル・ヘッドであるスコット・プラゲンホフは次のように述べている。
「これらのアルバムについて、リスナーが発見できる面白い事実がたくさんあります。例えば、今日発表されたアルバムのうち2作は、アーティストの顔写真なしでプロモーションされましたが、その理由は対照的でした。ブリアルの“Untrue”は、アーティストが当時まだ匿名で活動していたからで、ジョージ・マイケルの“Listen Without Prejudice Vol.1”は、アーティストが実際に名声から退くためでした」
Apple Music「100 Best Albums of all time」(100位~91位)
100位 ロビン『Body Talk』
99位 イーグルス『Hotel California』
98位トラヴィス・スコット『ASTROWORLD』
97位 レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン『Rage Against the Machine』
96位 ロード『Pure Heroine』
95位 アッシャー『Confessions』
94位 ブリアル『Untrue』
93位 ソランジュ『A Seat at the Table』
92位 タイラー・ザ・クリエイター『Flower Boy』
91位 ジョージ・マイケル『Listen Without Prejudice Vol. 1』
特設サイト:https://100best.music.apple.com/jp
Written By Tim Peacock
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