オール・ザット・リメインズのギタリスト、オリー・ハーバートが44歳で急逝
マサチューセッツ州出身のメタル・コア・バンド、オール・ザット・リメインズのオリジナル・メンバーのひとりで、ギタリストのオリー・ハーバートが44歳で急逝した。
オリー・ハーバートの死はバンドの公式声明によって報告されている一方で、バンドの広報担当によると、彼は自宅での予期せぬ事故によって亡くなったとされている。
「私たちは、友人で、ギタリスト、そしてオール・ザット・リメインズの創設者のひとりであるオリー・ハーバートが亡くなったことを知り、途方に暮れています。彼は北東の地からロックとメタルというものを定義した才能に溢れるギタリストで、優れたソングライターでした。彼がヘヴィ・メタル界に与えた影響はこれからもずっと私たちバンドの中で生き続けていくことでしょう。現時点では、彼の死に関する詳細はお伝えできません。私たちと彼の親族は、彼らのプライバシーを尊重していただくことと共に、オリーが遺した素晴らしい音楽によって彼を追悼していていただけるよう、お願い申し上げます」。
このバンドの公式声明に続いて、広報担当のスザンヌ・ペンリーは、オリー・ハーバートの死に関してこうコメントした。
「オリーの奥様とご家族の代理にて、昨日オリー・ハーバートがおそらく自宅で起きたとみられる予期せぬ事故によって亡くなったことをご報告致します。44歳でした。現時点でこの事故に関するこれ以上の詳細は明かされておりません。葬儀の手配も保留となっておりますので、決定次第ご案内させていただきます。彼のご家族はプライバシーを尊重いただけるようにお願いすることと同時に、世界中のファンの皆さんに溢れんばかりの哀悼の意を捧げてくださっていることに感謝しております」。
オリー・ハーバートは、1998年に元シャドウズ・フォールのヴォーカリストであるフィル・ラボンテと共に、マサチューセッツ州のスプリングフィールドでバンドを結成し、過去の全作品でギタリストを務めた。バンド結成以来、オール・ザット・リメインズは11月9日にリリース予定の新作を含む9作のアルバムをリリースし、全世界で100万枚以上のセールスを記録している。
彼らはヘヴィメタル・バンドとして知られているが、敢えてメタル以外のジャンルに挑戦し、1991年に1位を獲得したガース・ブルックスによるカントリー・ヒット「The Thunder Rolls」カヴァーをはじめ、毎回その作品を通して、シーンに新たな一石を投じてきた。今年初め、オリー・ハーバートはジャクソン・ギターズと組んで自身のシグネチャー・ランディ・ローズ・モデルを発表しており、バンドは新作を引っ提げて、待望のイギリス&ヨーロッパ・ツアーを発表する予定だったという。
Written by uDiscover Team
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