ボン・ジョヴィの楽曲にも参加したザ・ウォー・アンド・トリーティの新アルバムが2月に発売
ボン・ジョヴィの楽曲「The People’s House」に参加してことでも話題となった、マイケル・トロッター・ジュニアとターニャ・トロッターの夫妻デュオ、ザ・ウォー・アンド・トリーティ(The War and Treaty)が、全18曲を収録した4作目のスタジオ・アルバム『Plus One』を2025年2月14日にリリースすることを発表した。
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本人のコメント
ターニャ・トロッターはこのニュー・アルバムについて次のように語っている。
「私たちはこのアルバムを、私たちが取り組んでいることに参加してもらうためのオープンな招待状だと考えています。それは、人々が今必要としている希望であり、私たち自身にとっても必要な希望でありたい、という思いから生まれたものです」
マイケル・トロッター・ジュニアはこう述べている。
「このアルバムでの主な意図の一つは、人々が他者と自分を分かち合い、愛される可能性に心を開くよう促すことです」
また、同アルバムから現在先行配信中のリード・シングル「Carried Away」について、マイケル・トロッターはローリング・ストーン誌に次のように語っている。
「ストレスが溜まりすぎて、結婚生活が綱渡りのような状況にある時、失われてしまった言葉、それが“献身”です。この曲は、自らを解放し、愛する人と共に心を委ねることについて歌っています。“これこそがカントリー・ミュージックであり、この3つのコードと真実はあまりにも真実すぎるかもしれない”と思いました」
新作アルバムの内容
マイケル・トロッターがメイン・プロデューサーを務めたニュー・アルバム『Plus One』は、アラバマ州マッスル・ショールズにある名高いフェイム・スタジオで録音された。ザ・ウォー・アンド・トリーティは、長年一緒に演奏してきたライヴ・バンドとともに、ブルーグラス、クラシック・カントリー、ポップスなど多様なジャンルに触れるサウンドを作り上げた。また、プロデューサーとしてジョナサン・シングルトン(ルーク・コムズ、チェイス・ライス)、ジョン・シャンクス(スティーヴィー・ニックス、シェリル・クロウ)、ジェシー・フレイジャー(ジェリー・ロール、ケルシー・バレリーニ)らも参加している。
同アルバムには、「Carried Away」に加え、ミランダ・ランバートと共作した「Love Like Whiskey」、ブラック・ゴスペルの伝統であるシャウトにインスパイアされた「Called You By Your Name」、ギタリストのビリー・ストリングスとコラボした「Drink From Me」などが収録されている。
このアルバムは、2023年の『Lover’s Game』に続く作品となる。前作のハイライト曲のひとつである「Blank Page」は、第65回グラミー賞で最優秀アメリカン・ルーツ・ソング賞にノミネートされ、ザ・ウォー・アンド・トリーティは最優秀新人賞にノミネートされた。
2024年にクリス・ステイプルトンやザック・ブライアン、ザ・ローリング・ストーンズとツアーを共にしたザ・ウォー・アンド・トリーティは、2025年、この新作を引っ提げて“Plus One Tour”をスタートさせる。同ツアーは3月26日にミネアポリスを皮切りに開幕し、ニューヨークのアーヴィング・プラザやワシントンD.C.のハワード・シアター、ロサンゼルスのトルバドール、ダラスのケスラー・シアターなど全米各地を経て、6月19日にテネシー州ブリストルで幕を閉じる。
Written By Sam Armstrong
ザ・ウォー・アンド・トリーティ『Plus One』
2025年2月14日発売
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