クランベリーズ、チャーチズのアイアン・クックによる「Linger」の新リミックスをリリース

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Cover: Courtesy of UMe

クランベリーズ(The Cranberries)が、発売から30年以上経った今も愛され続けるバンドのヒット・シングル「Linger」を祝して、チャーチズ(CHVRCHES)のアイアン・クックによる新リミックス「Linger (Iain Cook Remix)」をリリースした。

同曲は「Linger」の初のコラボ・リミックスとなり、クランベリーズにとっては6年ぶりのコラボレーションとなる。クランベリーズのファーガル・ロウラーがこの新リミックスでドラムを演奏している。

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先日、ファーガル・ロウラーはポッドキャスト“Curva Mundial”にゲスト出演し、クランベリーズのレガシーやサッカーのアイルランド代表チームへの情熱、そして1993年のデビュー作『Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We? 』について語った。同アルバムからのセカンド・シングル「Linger」はバンド初のメジャー・ヒットとなり、母国アイルランドで3位、全米で8位、全英で14位を記録した。

ヴォーカルのドロレス・オリオーダンは後に「Linger」について次のように回想している。

「“Linger”は、私たちが初めて書いた曲で、最初はメロディも歌詞もない、ただのコード・シェイプでした。そのテープを家に持ち帰って、ヴァースとコーラスをつけたんです。フラれた経験について書きました。それがこんな重要な曲になるなんて当時は想像もしていませんでした」

2018年にドロレス・オリオーダンが急死した時、バンドは8作目にして最後のアルバムとなるニュー・アルバム『In the End』の制作中だった。同アルバムには、シングル「Wake Me When It’s Over」、「All Over Now」、そしてドロレスが生前書いた最後の楽曲となったタイトル曲が収録された。

2019年にリリースされた『In the End』は、UKオフィシャル・チャート、ビルボード・インディペンデント・アルバム・チャート、ビルボード・トップ・オルタナティブ・アルバム・チャートでトTOP10入りを果たし、第62回グラミー賞で最優秀ロック・アルバム賞にノミネートされている。

2021年、クランベリーズは、ドロレスへの追悼の意を表したコンピレーション・アルバム『Remembering Dolores』をリリース。今年初めには、「Linger」を収録した『Wrapped Around Your Finger EP』を発表している。

昨年、チャーチズは、バンドのデビュー・アルバム『The Bones of What You Believe』の10周年を記念し、未発表曲やライブ音源を収録したリイシュー版をリリース。バンドのローレン・メイベリーは、「Shame」や「Are You Awake?」など、いくつかのソロ・シングルをリリースしている。

Written By Sam Armstrong



クランベリーズ「Linger (Iain Cook Remix)」
2024年6月28日発売
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クランベリーズ『Everybody Else Is Doing It, So Why Can’t We?』
1993年3月1日発売
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