ザ・ビートルズのルーフトップ・コンサートが完全版で初の音楽配信開始。新規ミックスした10曲収録

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The Beatles - Photo: Courtesy of Apple Corp

1969年1月30日、ザ・ビートルズがロンドンのサヴィル・ロウにあるアップル・コア本社の屋上(ルーフトップ)で行った最後のライヴ、“ルーフトップ・コンサート”が10曲入りの完全版として初めて音楽配信されることが発表となり、『Get Back (Rooftop Performance)』として1月28日午前0時からストリーミングで配信開始となった。音源はジャイルズ・マーティンとサム・オケルによって初めてステレオとドルビーアトモスでリミックス。

また、ルーフトップ・コンサートから53周年を迎える今年1月30日近辺にてさまざまな特別企画が行われることも併せて発表となった。

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昨年秋には、リミックスされた『Let It Be』のスペシャル・エディション、ピーター・ジャクソン監督のドキュメンタリー『ザ・ビートルズ:Get Back』 、公式書籍『ザ・ビートルズ:Get Back』がリリースされ、それらを通して世界中のファンはザ・ビートルズの1969年1月のセッションとルーフトップ・コンサートを堪能してきた。

これらの新たなリリースのために発掘された素材は、1970年に公開された80分の映画『レット・イット・ビー』で伝えきれなかったことを明らかにしている。1969年初頭に行われたレコーディング・セッションは、あの映画で見るよりも楽しげで慈愛に満ちたものだったという事実である。またこれらの素材を通して、アルバム『Let It Be』も新たな視点で楽しめるようになった。

また『Get Back (Rooftop Performance)』のストリーミング配信に加えて、ザ・ビートルズのルーフトップ・コンサート53周年を記念したさまざまな企画が予定されている。

ロックの殿堂ての展示

本日、”Rock & Roll Hall of Fame (ロックの殿堂) “は「The Beatles: Get Back to Let It Be」の開催を発表した。この画期的な特別展は、2022年3月18日から2023年3月まで開催される。これはマルチメディアを駆使してピーター・ジャクソンのドキュメンタリー『Get Back』を補完する内容になっており、ザ・ビートルズの1969年1月のリハーサルやセッション、さらには最後のライヴとなったルーフトップ・コンサートを大掛かりな映像プロジェクションと高音質な音響の中で間近で体験できる。

また場内の展示の中には、当時使われた楽器の現物、衣装、手書きの歌詞カード、その他の貴重なアイテム (メンバー本人から借りた品も含む) が並んでいる。会期中にはロックの殿堂がさまざまなスペシャル・イベントを行う予定で、その中にはインタビュー、フィルムの上映、パネルの展示などが含まれている。その他のイベントは、追って発表される。

 

ノラ・ジョーンズによるルーフトップでのカバー

1月28日には、ノラ・ジョーンズがザ・ビートルズのアルバム『Let It Be』収録曲を取り上げた”ルーフトップ・トリビュート・パフォーマンス”を公開する。最近ノラは、ニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングの屋上で自らのバンドと共にパフォーマンスを行っているが、今回公開されるのは、その時のパフォーマンスを撮影した映像。「I’ve Got A Feeling」と「Let It Be」のパフォーマンス映像は、ノラ・ジョーンズの公式YouTubeチャンネルで、日本時間の翌日午前2時に公開される。

 

シルク・ドゥ・ソレイユの新ビデオ

1月29日、シルク・ドゥ・ソレイユの「The Beatles LOVE」が「Get Back」(LOVE Version)の”ルーフトップ・パフォーマンス・トリビュート・ビデオ”を公開する。このビデオには、これまで15年に渡ってザ・ミラージュ・ラスベガスの観客を沸かせてきたステージの出演者たちが登場。このパフォーマンス・ビデオは、シルク・ドゥ・ソレイユの公式YouTubeチャンネルで日本時間23時に公開される。その1時間後には、このルーフトップ・トリビュート・パフォーマンスの舞台裏を撮影したメイキング・ビデオも同チャンネルで公開される

 

英米でのIMAX上映

1月30日、ザ・ビートルズのルーフトップ・コンサート53周年を記念して、『The Beatles: Get Back- The Rooftop Performance』(原題)の特別上映イベントが英米のIMAXシアターで開催される。この65分の作品は、短い紹介に続いてザ・ビートルズのルーフトップ・コンサートを完全な形で収録し。この特別上映イベントは(映画制作スタッフとの質疑応答を含む) は、日本時間の翌午前5時から開始となる。

このコンサートの映像はディズニー・プラスのオリジナル・ドキュメンタリー・シリーズ『ザ・ビートルズ:Get Back』に完全収録されているが、今回のイベントではIMAXのスクリーンに合わせて最適化されており、DMR®(Digital Remastering)テクノロジーを駆使した高画質・高音質なIMAX Experience®にデジタル・リマスターされている。

Written By uDiscover Team



ザ・ビートルズ『Get Back (The Rooftop Performance)』
2022年1月28日配信
Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music

<Tracklist>
1. Get Back (Take 1)
2. Get Back (Take 2)
3. Don’t Let Me Down (Take 1)
4. I’ve Got A Feeling (Take 1)
5. One After 909
6. Dig A Pony
7. God Save The Queen (Jam)
8. I’ve Got A Feeling (Take 2)
9. Don’t Let Me Down (Take 2)
10. Get Back (Take 3)



ザ・ビートルズ『Let It Be』(スペシャル・エディション)
2021年10月15日発売
5CD+1Blu-ray / 2CD / 1CD / 4LP+EP / 1LP / 1LPピクチャーディスク


最新ドキュメンタリー
『ザ・ビートルズ:Get Back』

ディズニープラスにて全3話連続見放題で独占配信中

監督:ピーター・ジャクソン (「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ、『彼らは生きていた』)
出演:ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スター

伝説のロックバンド、ザ・ビートルズの3日連続6時間の時空を超えた《体験型ドキュメンタリー・エンターテイメント》が、ディスニープラスで独占配信。巨匠ピーター・ジャクソン監督によって、“Get Back(復活)”を掲げて集まった4人が名盤『Let It Be』に収録される名曲の数々を生み出す歴史的瞬間や、ラスト・ライブとなった42分間の“ルーフトップ・コンサート”が史上初ノーカット完全版として甦る。解散後、半世紀を超えて明かされる衝撃の真実とは?

配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン ©2021 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
公式サイト



立版古/ザ・ビートルズ『ルーフトップ・コンサート』
発売日:2019年01月25日
価格:1,080円(税込)
A4サイズ(ジオラマ完成時は幅18.5 cm x 高さ12.5 cm x 奥行き9 cm)

購入はこちら



 

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