The 1975、4月発売のアルバムより4曲目の新曲「Me And You Together Song」公開。日本のファンには“スピッツみたい”と話題に
2020年1月に行われる第62回グラミー賞に「最優秀ロック・ソング」部門で楽曲がノミネートされている英・4人組ロック・バンドThe 1975が1月17日に、ニュー・シングル「Me And You Together Song」をリリースした。
2019年8月に、4作目のスタジオ・アルバム『Notes On A Conditional Form』を2020年2月21日に発売すると告知していた彼らだが、今回の新曲の公開とあわせてアルバムの発売日が4月24日に延期になることも発表した。
「Me And You Together Song」は、アルバムからの4曲目の先行配信曲となるが、今までの3曲は、それぞれタイプが異なる楽曲だった。
1曲目は、アルバムの冒頭に収録される「The 1975」というバンド名が冠されたトラック。この曲は、スウェーデンの17歳の環境活動家グレタ・トゥーンベリによるスピーチをそのまま収録したトラックだったことが大きな話題となった。
2曲目の先行シングル「People」は、「人間は人間が好き / 求めているのは生きてる人間 / 若者が世間を驚かせるのさ / ガキをナメるな!」という激しい歌詞とまるでマリリン・マンソンのようなミュージック・ビデオでのヴィジュアル、そしてインダストリアル・ロック/ヘヴィ・ロックのようなサウンドが話題となった。
3曲目の「Frail State Of Mind」は「こんな弱い心の持ち主の僕でごめんね」という繊細な歌詞が特徴な、久しぶりの“いわゆるThe 1975らしい曲”で、ミュージック・ビデオもLo-Fiのものになっていた。
そして、1月17日に公開された「Me And You Together Song」は、「ずっと君に恋をしている 僕たち2人の間に子供が生まれた夢を見た – 君が料理して、僕がオムツを替える 一緒に移動式遊園地にも遊びに行った くだらなかったけど、僕らは幸せだった」という、ストレートな歌詞のラヴ・ソングとなっている。驚くべきはその歌詞だけではない。The 1975史上初めてバンド本人がシングルのジャケット写真に登場していることもファンの間で大きな話題に。サウンドは日本のファンには「1975の新譜のスピッツみがすごい」「イントロだけならスピッツかと思った。90年代ギタポ感が凄い」と感じるような爽やかなものになっている。
「Me And You Together Song」はBBC Radio 1のアニー・マックの番組で解禁。番組でライブ演奏する映像も公開となっている。
The 1975『Notes On A Conditional Form』
2020年5月22日発売
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