スウェディッシュ・ハウス・マフィアとスティングがコラボ。“Roxanne”をサンプリングした新曲公開
スウェディッシュ・ハウス・マフィア(Swedish House Mafia)は、スティングが歌うポリスの名曲「Roxanne」をフィーチャーした新曲「Redlight」を2022年2月25日に発売した。
この曲の中盤にスティングが登場し、“赤いライトは点けなくていいんだ”というあの伝説的な歌詞を歌っている。
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今年初め、スウェディッシュ・ハウス・マフィアは、同じくスウェーデン出身の新進気鋭の作曲家ジェイコブ・ミューラッドと組んで、2010年の自身のシングル「One」をシンフォニックに再構築した「One Symphony」を発表。このEDMアンセムの新解釈について彼らはこう述べている。
「ジェイコブの世界を僕たちの世界に出会わせたいとずっと考えていました。彼の解釈による‘One’は本当に素晴らしいので、ついに世界に向けてリリースすることができて大変嬉しく思っています」
また、「この曲のオファーを受けた時、とても刺激的で光栄なことだと思いました」とコメントするジェイコブ・ミューラッドは、「One Symphony」の出発点についてこう説明する。
「もともと完全5度の下降音階で書かれた主旋律の美しいシンプルさを生かすことでした。完全5度は、世界中の全ての音楽の伝統に存在する音程です。リズム的にもメロディ的にもそのジェスチャーを崩さず、できるだけ変化させたいという衝動に駆られたました。ある時点で、音楽が私のコンセプトを引き継ぎ、‘One Symphony’が姿を現したのです」
2013年の解散を経て、2018年に再結成したスウェディッシュ・ハウス・マフィアは、昨年7月に8年振りの新曲「It Gets Better」をリリースし、同年、ザ・ウィークエンドとのコラボ・シングル「Moth To A Flame」も発表。
新曲をリリースすることの重要性について、メンバーのセバスチャン・イングロッソはNME誌にこう語っている。
「レガシーだけのツアーにならないことが重要でした。もちろん、昔の曲は好きなので今でも演奏するつもりですが、自分自身やファン、それからサウンドにも挑戦したかった。この再結成は、決して単なるツアーだけでなく、新しいことをやるという考えにワクワクしたからなんです」
Written By Will Schube
スウェディッシュ・ハウス・マフィア&スティング「Redlight」
2022年2月25日発売
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