スヌープ・ドッグとドクター・ドレー、新作アルバム『Missionary』を共同制作中

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Dr. Dre and Snoop Dogg - Photo: Kevin Mazur/Getty Images

スヌープ・ドッグ(Snoop Dogg)とドクター・ドレー(Dr. Dre)が、『Missionary』と題されたニュー・アルバムを共同制作していることを発表した。

スティーブン・A・スミスが司会を務めるポッドキャスト“Know Mercy”に出演したスヌープ・ドッグは、「俺とドクター・ドレーはこの2ヶ月間、アルバム制作に取り組んでいるんだ」と、2人のヒップホップ・アイドルが30年ぶりに新作を共作している事実を認め、同番組内でアルバム・タイトルを明らかにした。セックス・ポジションの呼称である“Missionary(正常位の意)”について尋ねられたスヌープはこう答えている。

「ファースト・アルバムは“Doggystyle”だっただろ」

ドクター・ドレーは、スヌープ・ドッグが高い評価を得た1993年のアルバム『Doggystyle』のプロデュースを手掛けていた。今年11月にリリースされる予定だというニュー・アルバム『Missionary』の発表に先駆け、先月エミネムは、2人とスタジオで撮影した写真を「2人のブラザーを訪ねているところ」というキャプションと共に公開していた。

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スヌープ・ドッグとドクター・ドレーは、今年初めに開催された第56回NFLスーパーボウルのハーフタイムショーで、エミネム、メアリー・J. ブライジ、ケンドリック・ラマーと共に、壮大なライヴ・パフォーマンスを披露。

再び2人がスタジオ入りしているという噂を受けての米Entertainment Tonightの取材に対し、スヌープ・ドッグは、「ちょっとした作品を作っているところなんだ。あまり多くは語りたくないが、俺たちはまた一緒にやっている」と述べていた。

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今年2月、スヌープ・ドッグこと本名カルヴィン・ブローダス・ジュニアは、自身のキャリアをスタートさせたレーベルであるデス・ロウ・レコード(Death Row Records)をMNRK Music Groupから非公開の金額で買収した際に、次のように述べていた。

「デス・ロウ・レコーズという象徴的且つ文化的価値の高いブランドを手に入れることができたことを大変嬉しく思い、心から感謝している。このブランドには、将来的に計り知れない価値がある。俺にとって非常に意味のある瞬間だ」

故トゥパックやネイト・ドッグの出身レーベルでもあるデス・ロウ・レコードは、創設者のシュグ・ナイトが深刻な財政・法律問題に陥ったため2006年に破産申請を行い、2012年に売却された。シュグ・ナイトは現在、2015年に起こした死亡ひき逃げ事件により28年の実刑判決を受け、服役中だ。

スヌープ・ドッグは2021年11月にエグゼクティブ・クリエイティヴ兼戦略コンサルタントに就任した際に、デス・ロウを所有したいとの意向を示し、こう述べていた。

「デス・ロウの全ては俺が手に入れるべきものだと思っている。俺が会社を運営すべきだろう。俺は今デフ・ジャムで重要なポジションを担っているが、デス・ロウは俺にとってその創設に貢献した、より意味のある存在なんだ」

現在57歳のドクター・ドレーは、1998年当時、新進気鋭のラッパーだったエミネムと契約し、彼のキャリアをスタートさせることにも貢献した。

Written By Tim Peacock




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