サム・スミス、4作目のアルバム『Gloria』を2023年1月27日に発売することを発表
サム・スミス(Sam Smith)が、4作目のスタジオ・アルバム『Gloria』を2023年1月27日にリリースすることを発表した。
長年のコラボレーターであるジミー・ネイプス、スターゲイト、そしてマックス・マーティンの共作者として知られるイリヤと共に制作された新作アルバム『Gloria』は、サム・スミスにとって、創造性の啓示であるだけでなく、セックス、嘘、情熱、自己表現、不完全さをテーマにした現代の物語に深く広く切り込んだ個人的な革命のような作品と言える。サム・スミスは、このアルバムについて次のように述べている。
「感情的、性的、精神的な解放のように感じられます。このアルバムで、再び自由に歌えるようになったことは、とても美しいことでした。不思議なことに、初めて作ったアルバムのように思えるんです。そして、成人した気分です」
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ジャマイカ、ロサンゼルス、ロンドンでレコーディングが行われた『Gloria』は、今日のサム・スミスの創造心が生んだまばゆいばかりの、壮麗で洗練された、また時に予想外でスリリングな、エッジの効いたサウンドが収録される。それは、自らを束縛していた手錠が床に落ち、喜々として境界線を破り、探求を続けている才能が真の意味で自由になることを発見するサウンドなのだ。
アルバム『Gloria』からは、現在、キム・ペトラスをフィーチャーしたシングル「Unholy」と「Love Me More」が先行配信中だ。
「Unholy」は、先月リリースされて以来、既に全世界で3億回以上のストリーミング再生を記録する大ヒットとなっている。同シングルは、すでに米ビルボードの3つのチャート(グローバル200、ストリーミング・ソングス、デジタル・ソング・セールス)や全米のShazamチャートで1位を獲得している他、UKオフィシャル・シングル・チャートで3週連続1位に輝き、サムにとって通算8曲目の全英No.1シングルとなった。
また、Apple MusicとSpotifyのワールドワイド・チャートでも1位を獲得し、リリースから24時間以内のストリーミング数ランキングで歴代TOP10入りを果たしている。同シングルは、サムが所属するユニバーサル ミュージック グループにとって、2022年最大の初週ストーリミング記録を打ち立てた楽曲となる。
映画『ランナウェイズ』、デヴィッド・ボウイ、クリスティーナ・アギレラの作品を手掛けたフローリア・シジスモンディが監督を務め、フランスのダンス集団 (LA)HORDE が振り付けを担当した「Unholy」のミュージック・ビデオは、妻に偽ってお気に入りのセックスクラブ・キャバレーに忍び込んだ男が、自らの罪深い快楽を大々的に暴露してしまうという内容になっている。
Written By Larisha Paul
サム・スミス『Gloria』
2023年1月27日発売
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