クエヴォとレニー・クラヴィッツのコラボ・シングル「FLY」がリリース。MVも公開
ミーゴスのクエヴォ(Quavo)とレニー・クラヴィッツ(Lenny Kravitz)がコラボレーションしたニュー・シングル「FLY」がリリースされた。レニー・クラヴィッツの1998年の「Fly Away」を再構築し、原曲の象徴的なリフと新たにレコーディングされたレニーのヴォーカルをフィーチャーしたこの新曲で2人は次のようなフレーズを交わしている。
Put some feathers on my drip ’cause I’m fly,
Diamonds twinkle every time I’m outside
They almost brighter than the stars and the ice
俺のイケてるスタイルに羽をつけたんだ、だって俺は飛ぶんだ
俺が外に出るたびにダイヤモンドが煌めきを放つ
星や氷より眩しく輝くんだ
ジェイク・ナヴァが監督した「FLY」のモノクロ・ビデオでは、巨大なスピーカーで装飾された格納庫のような空間で、クエヴォとレニー・クラヴィッツがパフォーマンスを披露し、サゼラック社とクエヴォのコラボレーションによって誕生した新しいホワイト・コニャック「ホワイトX」も登場する。
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今年初め、クエヴォはブラック・ミュージック・コレクティヴが主催する第3回レコーディング・アカデミー・オナーズでレニー・クラヴィッツを称え、レニーは“グローバル・インパクト賞”を受け取った。この授賞式でクエヴォは、ジョージ・クリントン、アース・ウィンド&ファイアーのヴァーダイン・ホワイト、そして「FLY」のプロデューサーのひとりであるアンドリュー・ワットとともに、今回のニュー・シングル「FLY」に繋がる「Fly Away」を披露。ケイティ・ペリー、マイリー・サイラス、ザ・ウィークエンドらとの仕事で知られるサーカットが「FLY」の共同プロデュースを手掛けている。
レニー・クラヴィッツの1998年のアルバム『5』に収録されている「Fly Away」は、全米シングル・チャート(Billboard Hot 100)で12位を記録し、グラミー賞最優秀男性ロック・パフォーマンス賞を受賞した。
この夏の初め、クエヴォはラナ・デル・レイとコラボレーションした「Tough」で全米ヒットを記録。グラミー賞にノミネートされたミーゴスのメンバーとして知られるクエヴォは先日、カマラ・ハリス副大統領のアトランタでの集会に登場した。彼の最新ソロ作は、シングル「Greatness」とフューチャーとのコラボ曲「Turn Yo Clic Up」を収録した2023年のアルバム『Rocket Power』となる。
一方、4度のグラミー受賞歴を誇るレニー・クラヴィッツは、今年5月、シングル「TK421」と「Human」を収録した最新アルバム『Blue Electric Light』をリリース。10月18、19、23、25、26日にラスベガスの大型カジノホテル“パークMGM”内のドルビー・ライヴで行うレジデンシー公演でこのアルバムを披露する予定だ。
Written By Sam Armstrong
クエヴォ&レニー・クラヴィッツ「FLY」
2024年8月9日発売
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