映画『ミニオンズ』最新作サントラ:カリ・ウチスがボサノヴァの名曲「デサフィナード」カバー
7月15日に日本公開される『ミニオンズ』シリーズ最新作『ミニオンズ フィーバー』(原題:Minions: The Rise of Gru)。オリジナル・サウンドトラックが7月1日に発売されることが既に発表されているが、その中から先行シングル第2弾としてカリ・ウチスによる「デサフィナード」が配信リリースされた。
アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲し、スタン・ゲッツとジョアン・ジルベルトによる永遠の名盤『ゲッツ/ジルベルト』での名演も名高いこの曲。コロンビア生まれ、米国ヴァージニア州育ちのR&B/シンガー・ソングライターで、タイラー・ザ・クリエイターやRZAなど錚々たる面子と共演、SNSの総フォロワー数は600万人を超えるなど破竹の勢いを続けるカリ・ウチスだが、意外な組み合わせとも思えるこの曲をチルでダンサブルなアレンジに仕上げている。これからの季節にピッタリなトラックで、映画の中でもどのように登場するのか今から楽しみだ。
『ミニオンズ フィーバー』は1970年代が舞台。世界一の超悪玉であるグルーが、映画界で最も卑劣な仲間であるミニオンたちと出会い、史上最強の悪党集団に立ち向かう、彼らのはじまりの物語が描かれている。
このサウンドトラックは、ファンク、ディスコ、ソウルの名曲の数々を、現在最も注目されている才能あるアーティストによる1970年代の大ヒット曲の新バージョンでよみがえらせる内容となっている。リップス・インクの1979年のヒット曲「ファンキータウン」をセイント・ヴィンセントが新たにアレンジし、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの1967年の大ヒット曲「ダンス・トゥ・ザ・ミュージック」をH.E.R.がカバー。
また、ジョン・レノンの1970年の曲「インスタント・カーマ」のブリーチャーズ・バージョンやカーペンターズの1972年のシングル「愛にさよならを」のフィービー・ブリッジャーズのエモーショナルな解釈など、どの曲もそれぞれのアーティストによって新たな魅力が引き出されている。もちろん、ミニオンズ自身もこのアルバムに参加しており、サイモン&ガーファンクルの1970年代の代表曲「いとしのセシリア」を独特のパフォーマンスで披露している。
映画館の中でも外でも、この太陽に照らされた70年代風のサウンドトラックは、夏の間中、あなたを”グルー”ヴさせること請け合いだ。なお、日本盤のジャケットは映画のデザインを基にした限定デザインとなっている。さらに予約・購入者には先着でオリジナル特典も用意されているので、忘れずにチェックしよう。
■映画公開情報
映画『ミニオンズ・フィーバー』 2022年7月15日(金) 日本公開
プロデューサー:クリス・メレダンドリ (『怪盗グルー』シリーズ、『シング』、『ペット』)
監督:カイル・バルダ (『怪盗グルーのミニオン大脱走』、『ミニオンズ』)
原題:『Minions: The Rise of Gru』
吹替版キャスト:笑福亭鶴瓶、市村正親、尾野真千子、渡辺直美、LiSA他
配給:東宝東和
日本公式サイト
■リリース情報
2022年7月1日発売
CD / Spotify /Amazon Music / YouTube Music
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