ミック・ジャガー、ソロ・アルバム4タイトルが日本限定で初の紙ジャケで発売。初来日復刻ポスター特典も
ミック・ジャガーがザ・ローリング・ストーンズの活動と並行して1985年に発売した、初のソロ・アルバム『She’s The Boss』から2001年の『Godess in the Doorway』までの全4タイトルが、日本のみ初の紙ジャケット仕様CDで2020年2月5日に発売されることが決定した。また、4作品まとめて購入すると特典で1988年3月に初来日公演を行ったミック・ジャガーの復刻ポスターが付くことも発表されている。こちらは数に限りがあるのでお早めに。購入はこちら。また、12月には先行して4作品がLPで発売することも決定している。
全作品詳細
初の紙ジャケット・リリース
2019年EU盤LPをミニチュア再現した紙ジャケット仕様
デジタル・リマスター音源
解説/歌詞対訳付
SHM-CD仕様/完全生産限定盤
『She’s The Boss』1985年発表
ザ・ローリング・ストーンズとは線を引き、ビル・ラズウェル、ナイル・ロジャースという気鋭のアーティストとの共同プロデュースで制作した記念すべき初のソロ・アルバム。ふたりを始めジェフ・ベック、ピート・タウンゼント、スライ&ロビー、ハービー・ハンコック、ヤン・ハマーら豪華ミュージシャンが集結した本作は、全英6位/全米13位と大ヒット。時代の最先端を行く、ゴージャスかつクールでシャープな切れ味を見せる作品。
*日本初回盤LP帯を復刻/インナー・スリーヴ付
『Primitive Cool』1987年発表
ユーリズミックスのデイヴ・ステュアート、キース・ダイアモンドを共同プロデューサーに迎えてつくられたソロ第2弾。ジェフ・ベック、ダグ・ウィンビッシュ、サインモン・フィリップスらを核に多彩なメンバーを呼び寄せて、ザ・ローリング・ストーンズとはまた違う“バンド・サウンド”を追求した作品。アルバム発表後の88年3月にはジョー・サトリアーニらを擁するバンドを率いて初来日公演も行なった。全英26位/全米41位。
*日本初回盤LP貼付シールを復刻/インナー・スリーヴ付
『Wandering Spirit』1993年発表
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったリック・ルービンを共同プロデューサーに抜擢してレコーディングされたソロ3作目。ロカビリー、R&B/ソウル、カントリー、トラッドといったルーツとも言える音楽性を現代的に提示してみせた作品は全英12位/全米11位をマーク。彼のソロ活動に否定的だったザ・ローリング・ストーンズのファンをも黙らせた。レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー、レニー・クラヴィッツらの参加も話題に。
2019年EU盤LPをミニチュア再現した紙ジャケット仕様/インナー・スリーヴ付
『Goddess in the Doorway』2001年発表
ストーンズ・ファミリーの一員となっていたマット・クリフォードをメイン・パートナーに、マーティ・フレデクセン、ワイクリフ・ジョン、クリス・ポッター、レニー・クラヴィッツらとの作業で紡ぎだしたソロ4作目。マッチボックス・トゥエンティのロブ・トーマスとカイル・クックやU2のボノ、ふたりの愛娘までもが参加。当時の彼が感じていた“今の空気”を切り取ったモダンでヴァラエティに富んだ作品。全英44位/全米39位。
*2019年EU盤LPをミニチュア再現した紙ジャケット仕様
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