マシン・ガン・ケリー、ハイパーポップを代表する17歳の新人glaiveをゲストに招いた新曲を公開
最新アルバム『mainstream sellout』で2作連続の全米1位に輝いたマシン・ガン・ケリー(Machine Gun Kelly)が、新曲「more than life feat. glaive」を2022年6月10日にリリースした。
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新進気鋭のポップ・シンガーでハイパーポップの代表アーティストとしても知られるglaiveをフィーチャーしたこの新曲の歌詞の中で、彼は傷つきやすさへの恐れと新たに見つけた愛の容認を天秤にかけ、その情熱的な心の痛みを伝える才能を遺憾なく発揮している。同曲は、6月24日にリリース予定の全米No.1アルバム『mainstream sellout』のアナログ盤に収録される。
この新曲とアナログ盤の発表に加え、今週、マシン・ガン・ケリーは、テキサス州オースティンから新作のアルバム名を冠した全米ツアーをスタートさせた。全41公演の日程が組まれている同ツアーは今年8月まで続き、7月にはロラパルーザ・フェスティバルにヘッドライナーとして出演することも決定している。
さらに、全米ツアー終了後はヨーロッパへと向かい、9月から10月にかけて全15公演を行う予定だ。サポートアクトには、アヴリル・ラヴィーン、トラヴィス・バーカー、ウィロー、ブラックベアー、トリッピー・レッド、イアン・ディオールなど、豪華なラインナップがツアー中にローテーションで登場する。
今年3月にリリースされたマシン・ガン・ケリーの最新アルバム『mainstream sellout』は、前作に続き2作連続での全米1位を獲得し、ロック・アルバムとしては、2020年のAC/DCの最新作『Power Up』以来の快挙となり、発売初週セールスにおいても、昨年1月に全米2位に初登場したポール・マッカートニーの『McCartney III』以来の好記録を達成した。
NME誌が「マシン・ガン・ケリーをパンクロックの救世主とみなす数百万人のファンの心に訴え続けるだろう」と断言したこのアルバムは、イギリスやオーストラリアなど世界各国の音楽チャートでも上位を記録している。
アルバム『mainstream sellout』には、全米チャートでヒットを記録しているウィロー(「emo girl」)、リル・ウェイン(「ay!」)、ブラックベアー(「make up sex」)、ブリング・ミー・ザ・ホライズン(「maybe」)といった多彩なアーティストとのコラボ曲の他、今年5月に開催されたビルボード・ミュージック・アワードで、彼の妻(パートナーのミーガン・フォックス)に捧げる曲として感動的なパフォーマンスを披露した「twin flame」も収録。
音楽以外のニュースとしては、マシン・ガン・ケリーとラッパーのモッド・サンが共同監督・脚本を手掛けたコメディ映画『Good Mourning』が現在オンデマンドとアメリカの一部の映画館で公開中だ。
Written By Sam Armstrong
マシン・ガン・ケリー「more than life feat. glaive」
2022年6月10日発売
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2作連続全米1位を記録したアルバム
マシン・ガン・ケリー『mainstream sellout』
2022年3月25日発売
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