リル・ベイビーの新作アルバム『WHAM』が発売。服役後初のラップとなるヤング・サグらが参加

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リル・ベイビー(Lil Baby)が4枚目となるニュー・アルバム『WHAM』を2025年1月3日にリリースした。全15曲を収録したこの新作には、ヤング・サグ、フューチャー、ロッド・ウェイブ、トラヴィス・スコット、グロリアらがゲストで参加している。

また、この新作リリースにあわせて、シャック・シモンズが監督を務める「F U 2x」、そしてロッド・ウェイブ&ライロ・ロドリゲスをフィーチャーした「By Myself」のミュージック・ビデオが公開された。

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リル・ベイビーは、自身のインスタグラム・ストーリーでこの新作リリースを発表後、昨年6月にヤング・サグがX(旧Twitter)に投稿した有名なフレーズをオマージュした「Whatever Wham Say Goes(WHAMが言うことがすべてだ)」というビルボード広告を様々な都市に設置。

また、アルバムの予告編も公開され、そこで彼は自身の“熱意”と“努力”がいかに自分を成功へと押し上げているのかを振り返り、「自分と同じくらい努力している奴はいるか?」と問いかけている。

さらに彼は、リル・ヨッティとの会話の中で、近いうちにもう1枚のアルバムをリリースする予定があることを明かしており、「最初は2枚組のアルバムを出すつもりだったが、今は“WHAM”と“Domonique”という2作を出すことにした」と語っている。

『WHAM』のリリースに先駆け、リル・ベイビーは人気YouTubeシリーズ「From the Block」に出演し、アトランタのウエストエンド地区のストリートからアルバムの最終トラック「Streets Colder」のパフォーマンスを披露した。

『WHAM』には、ATL ジェイコブ、フランキー・バッシュ、ロンドン・オン・ダ・トラック、サウスサイド、ウィージーらがプロデューサーとして参加。フューチャーとヤング・サグとのコラボ曲「Dum, Dumb, and Dumber」では、ヤング・サグが2年間の服役後、初めてラップを披露している。

『WHAM』は、グラミー賞受賞アーティストであるリル・ベイビーの2022年のヒット・アルバムで、シングル「Heyy」をはじめ、エリー・ゴールディングの「Don’t Say a Word」をサンプリングした「In a Minute」などを収録した『It’s Only Me』に続く作品となる。

昨年12月、リル・ベイビーは地元アトランタで第4回となる“リル・ベイビー&フレンズ・コンサート”を開催。ソールドアウトしたステートファーム・アリーナでのショーでは、42ダッグ、リル・ダン、テイ・B、フンショ、4バッツ、ライロ・ロドリゲス、セクシー・レッド、ムニ・ロング、ロッド・ウェイブ、21サヴェージら豪華ゲストが続々と登場した。

Written By Sam Armstrong



Lil Baby『WHAM』

2025年1月3日発売
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music


 


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