カニエ・ウエストの新作『JESUS IS KING』が遂に発売。ジャケット写真に自分の好きな文字がジェネレーターも登場
本人や妻であるキム・カーダシアンのSNSで度々予告されるなど、以前からリリースがウワサされていたカニエ・ウエストの新作アルバム『JESUS IS KING』が2019年10月25日(日本時間26日午前1時)に配信開始となった。
9作目のオリジナル・アルバムである『JESUS IS KING』は、かねてから報道されていた通りのゴスペル・アルバム。カニエは今年に入ってからゴスペル・イベント“サンデー・サービス”を日曜日に教会等で定期的に開催しており、4月のコーチェラ・フェスティバルで行ったイベントは世界中にライヴ配信され大きな反響となっていた。
この“サンデー・サービス”では、トラディショナルなゴスペルだけでなく、ニルヴァーナ「Smells Like Teen Spirit」、ノー・ダウト「Don’t Speak 」、トラヴィス・スコット「Sicko Mode」など新旧・ジャンルを問わず斬新なゴスペル・カヴァーが披露されることも話題で、ブラッド・ピットやグウェン・ステファニーなどセレブたちも参加していた。
また、カニエは今アルバムのリリースに際し、同タイトルのドキュメンタリー映画『JESUS IS KING』を、アメリカをはじめとする数か国のIMAXシアターで公開することを発表。現地時間10月23日にはロサンゼルスのザ・フォーラムで、アルバムの試聴イベントと映画の試写会を兼ねた“JESUS IS KING ALBUM & FILM EXPERIENCE”を開催。元々は白い色の外壁にプロジェクション・マッピングによって青地に白の文字で“JESUS IS KING”が大きく映された写真がSNSでも話題になった。
新作リリースに際し、自分の好きな文字が『JESUS IS KING』のジャケットになる“JESUS IS KINGジェネレーター”も公開されている。サイトはこちら
2019年10月25日発売
配信視聴はこちら
https://umj.lnk.to/KanyeWest_JesusIsKing
- カニエ・ウェスト アーティストページ
- “リベラル”なヒップホップから逸脱したアーティストたち:カニエ・ウェストと政治、トランプ、右翼、保守との関わり
- カニエの『808s & Heartbreak』がドレイクやザ・ウィークエンドらに与えた影響
- ヒップホップと政治問題の歴史:初期からケンドリックまで
- カニエ新作『ye』で使われた5つのサンプリングの元ネタ解説
- カニエ・ウェストの20曲:ヒップホップ界で最も人を引き付けるアーティスト
- スタジオを出ずに制作された『My Beautiful Dark Twisted Fantasy』
- ヒップホップ・ヒーローズ:2000年以降のラップ新世紀
- カニエ・ウェスト関連記事