ハイム、最新アルバム『Women in Music Pt. III』リリース。発売を記念したライブ配信も開催決定
LAに拠点を置く3姉妹バンド、ハイム(HAIM)が2020年6月26日にサード・アルバム『Women in Music Pt. III』をリリース。本作は、2019年7月にシングル「Summer Girl」のリリースを皮切りに始動したプロジェクトで、当初は2020年4月24日にリリースを予定していたものの、唐突な新型コロナウィルスの発生を受けて一時延期に。新たにリリース日を設定し直し、約1年かけて本日のリリースに至った。
最新アルバムの制作で見い出した自分たち自身の中にある新たな自信について、ハイムは最近の音楽業界の変化を指摘。 ハイムは、キャリアの次のチャプターに向かう上で、バンドとしてこれまで以上にお互いを信頼しあい、自信を感じていると語っており、バンドメンバー三女のアラナは次のようにコメントしている。
「過去には、私たちが音楽に生きる女性であることで多くの侮辱を耐えてきたけど、ありがたいことに今はそのことについての会話もあり、変化が起こり始めています。ユニットとして、私たちはいつも強かったんだけど、今は一人ひとりのパワーも見出しているんです。自分のパワーを認めるまで達するにはとても長い時間がかかるけど、たどり着いたらすごく自由になりました。私たち全員、このアルバムを制作する中で、“どうでもいいや!”って言うことがどれだけ開放的なことであるかを理解したと思います」
またハイムは最新アルバムのリリースを記念して、「WOMEN IN MUSIC PT III LIVE SHOW」と名付けられた特別なライブストリームを行うことを発表した。こちらはYouTubeを介してアルバム収録曲をいくつか披露するものだ。日本時間6月27日(土)午前6時から下記YouTubeにて配信される。
米大手音楽メディアであるPitchforkは、約3年ぶりとなる今作について大絶賛のコメントを寄せている
「前作をはるかに上回る傑作。これまでに聴いたことがないようなハイムだ。単に卓越したミュージシャン、エンターテイナー、そして“音楽に生きる女性”というだけではなく、自身が抱く弱さ、矛盾に満ちており、それ以上の何者かへとなっている」
そんなハイムの最新アルバム『Women in Music Pt. III』の歌詞、対訳、アルバム解説が付いた国内盤CDは7月1日に発売となる。
ハイム『Women in Music Pt. III』
2020年6月26日
CD / iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music
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