グレイシー・エイブラムス、テイラーが参加したアルバム『The Secret of Us』が全英1位/全米2位に

Published on

Cover: Courtesy of Interscope Records

シンガーソングライターのグレイシー・エイブラムス(Gracie Abrams)が、昨年のデビュー・アルバムに続く、2作目のスタジオ・アルバム『The Secret of Us』をリリースし、全英アルバムチャートで1位、全米アルバムチャートで2位という好成績を記録した。

彼女の親友であるオードリー・ホバートと共作し、彼女の頻繁なコラボレーターであるアーロン・デスナーとの共同プロデュースによって完成した本作には、たった一人のゲスト・アーティストが参加している。それはグレイシー・エイブラムスが2023年に行われた“The Eras Tour”北米ツアーの30公演以上でオープニングを務めたテイラー・スウィフトだ。テイラーはアルバム中盤のトラックで、グレイシーがまだ未練を残す年上の元パートナーについて書いた「us」に参加している。

アルバム『The Secret of Us』のリード・シングル「Risk」は、Spotifyで、リリース後1時間で100万回再生を記録し、現在は1.8億回再生を突破している。

<関連記事>
グレイシー・エイブラムス、デビューアルバム『Good Riddance』発売
テイラースウィフト、来日公演と報道の仕方、そしてそばにいてくれる音楽

今年9月、グレイシー・エイブラムスはこのニュー・アルバムを引っさげ、既に完売しているヘッドライナー・ツアーを行なう。Live Nationがプロデュースする同ツアーは、オレゴン州ポートランドを皮切りにスタートし、ロサンゼルスのグリーク・シアター、ニューヨークのラジオシティ・ミュージックホール、ナッシュビルのライマン オーディトリアムなど全18公演を予定している。

その後、彼女は再びテイラー・スウィフトと合流し、“The Eras Tour”の新規公演に出演する予定だ。

人気テレビドラマ『ロスト』や映画『スター・ウォーズ』シリーズの監督としても知られるJ.J.エイブラムスの娘であるグレイシー・エイブラムスは、幼少期に影響を受けた音楽としてジョニ・ミッチェルやエリオット・スミスを挙げている。

現在、ロサンゼルスを拠点に活動する彼女は、2019年から自身の名義で音楽を発表し始め、2020年にデビューEP「minor」をリリース。以降も、ノア・カーンなどの新進アーティストとのコラボレーションや、ジム-イー スタックやアーロン・デスナー(テイラー・スウィフトやザ・ナショナルとの仕事で知られる)と共同プロデュースを行いながら着実にキャリアを積み上げている。

Written By Sam Armstrong



グレイシー・エイブラムス『The Secret of Us』
2024年6月21日発売
CD&LP / iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了