ビッグ・ショーン、近日発売予定の新作アルバム『Better Me Than You』からの新曲を公開

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Cover: Courtesy of Def Jam Recordings

ビッグ・ショーン(Big Sean)が新曲「On Up」をリリースした。父親としての教訓と、息子にたくましさを教えたいというショーンの願いが反映されたこの曲で、彼は次のようにラップしている。

I look into my son’s eyes and still see his innocence
I see my inner child in him and still the remnants
息子の目を覗き込むと、まだ純真さが見える
彼の中に俺の内なる子供がいて、まだその名残がある

ジョデシの「Get On Up」がサンプリングされた「On Up」は、彼の息子であるノア・ハサニに捧げられた曲だ。子供の名付け親であるローレンス・ラモントが監督を務めた同曲のミュージック・ビデオは、子供の視点から日常を追ったもので、両親であるビッグ・ショーンとジェネイ・アイコや彼らの家族が登場する。

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「On Up」は、ビッグ・ショーンが近日中にリリースするの6作目のスタジオ・アルバム『Better Me Than You』からの、人気テレビ番組“Jimmy Kimmel Live!”で初披露した「Precision」と「Yes」に続く3曲目のシングルとなる。

このアルバムのリリースに先駆け、ビッグ・ショーンはシャルルマーニュ・ザ・ゴッドのYouTube対談シリーズ“Out of Context”に出演し、作品について深く掘り下げている。

ニュー・アルバムのタイトル『Better Me Than You』は世代を超えたレジリエンス(回復力)の概念に触れたものいうビッグ・ショーンはこう説明している。

「たいていは自分より他の誰かがやるほうがいいけど、自分がステップアップして、全てを耐え抜かなければならない時、つまり予想外の試練に耐えたり、家族のサイクルを断ち切ったり、自分のサークルのために環境を変えたり、どんな場合であれ、自分がその当事者になった時、それは自分にしかできないからその立場に置かれたのだと悟るんだ。なぜなら、それが神が自分に与えた試練だからだ。だから、自分ができるからこそ“自分がやるべきだ”と気づくんだ。他の誰かではなく自分がやるべきなんだと。息子を抱いていると、今は自分の責任だと感じる。父親として余分なものを背負うこともあるし、時には母親がその役割を果たすこともある。そしていつかは息子の番が来る。その時には、それが重荷ではなく、チャンスであり、彼にふさわしい責任だと気づいてほしい。それが“Better Me Than You”という意味なんだ」

Written By Sam Armstrong



ビッグ・ショーン「On Up」
2024年8月2日配信
iTunes Store / Apple Music / Spotify / Amazon Music / YouTube Music



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