編集者&翻訳者インタビュー『スヌープ・ドッグのお料理教室』Amazon総合1位の話題本
2022年3月1日に翻訳版が発売された『スヌープ・ドッグのお料理教室 ボス・ドッグのキッチンから60のプラチナ極上レシピ』。発売元の晶文社が2月1日にこの本の表紙をツイートすると、1.4万RT/4.3万いいねと大きく話題となり、Amazonで総合1位を獲得。
この本の編集者である晶文社の葛生知栄さん、翻訳者のKANAさんに出版の経緯や、中身についてお伺いしました。
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発売のきっかけ
―― 海外での発売は2018年ですが、この本を日本で出版するきっかけは何だったんでしょうか?
葛生:SNSで発見した社内の同僚から、「こんな本が出てるんだけど」って話が回ってきたんです。私もたまたま同じタイミングで刊行されているのを知っていて、 「誰か企画しない?」ということになったとき、それならと思って手を挙げました。
―― それは、日本人のツイートだったんですか? それとも、海外の人のツイートだったんですか?
葛生:たしか日本人の方のツイートだったと思います。私が見たもの以外にも誰かがコメントしていて、同時多発的にいくつかのツイートが流れていたような気がします。
―― なんかSNSで話題になってるんだったら、面白そうだなっていうので原書を取り寄せてみたら面白いから、みたいな?
葛生:そうですね。原書の情報を先にキャッチしていた人が「えっ、何これ? 面白い」っていう感じでつぶやいていたのかな。その時点では話題にはなってたと思うんですけど、大きいうねりじゃなくて。割と小さいコミュニティーの中で皆が言及しているという感じだったと思います。
―― 晶文社さんは人文系の出版社というイメージが強くて、音楽本とか料理本を出してるイメージがあんまりないんですけど。これを出そうと決意されたきっかけは何か、あるんですか?
葛生:音楽にまつわる本というのは結構扱っています。料理に関するものも最近少しずつ増えてきていて。人文書の出版社なので、読み物や思想系の書籍が多いのですが、たとえば、作家でありミュージシャンであり画家でもある坂口恭平さんの『cook』は刊行時にかなり話題になりました。土井善晴さんなどにも言及いただいたり。これも判型(本のサイズ)が大きくて、カラー写真と手描きの文章で構成されていて、だから、会社の中で話をまとめるのは比較的スムーズでしたね。
「監獄から厨房へ(From Crook to Cook)」という訳
―― 原書は『From Crook to Cook: Platinum Recipes from Tha Boss Dogg’s Kitchen (Snoop Dogg Cookbook, Celebrity Cookbook with Soul Food Recipes)』というタイトルですが、日本語版のタイトル『スヌープ・ドッグのお料理教室 ボス・ドッグのキッチンから60のプラチナ極上レシピ』や、帯に掲載されていた『監房から厨房へ』はどうやって決めたのですか?
葛生:KANAさんと一緒に決めさせてもらいました。「監獄から厨房へ(From Crook to Cook)」はほんとに〝超名訳〟ですよね。SNSでもかなりの人が「この訳、草!」って言ってくれて(笑)。とても評判が良いんです。そこまでヒップホップに詳しくない人にはこの訳のどこが面白いのかわからないかもしれないのですが……。でもメインタイトルは音楽ファンだけじゃなくて料理ファンを取り込みたい気持ちもあったので、『スヌープ・ドッグのお料理教室 ボス・ドッグのキッチンから60のプラチナ極上レシピ』にしましょうと提案しました。
―― ボツになった案とか、あるんですか?
KANA:葛生さんに名訳と言って頂いた「監房から厨房へ」がボツになりかけたんですよ。ぶっちゃけて言っちゃうと。あまりにも、あまりすぎるっていう。
―― あまりにも、あまりすぎる(笑)
KANA:これは別に否定されたわけじゃなくて、料理本として出すにはちょっとインパクトがありすぎてしまって(笑)。「ちょっとこれ、タイトルでは……」っていうところだったんですが、実は私がこれは掲載をお願いをしたっていう感じでした。私からするとこの『From Crook to Cook』ってヒップホップから私に叩きつけられた挑戦状みたいな感じがものすごいあったんですね。直訳しちゃうと「罪人・悪者からシェフへ」みたいな感じで韻を踏まないんですよね。だからすごい考えて。で、ご存知のようにスヌープって、そこまで悪人じゃないじゃないですか。悪いことはやってきたけども。
―― 殺人とか、そういうのはないですからね。
KANA:そう。その場、現場にはいたけど、結局自己防衛で無罪になってるぐらいだから。結局、そんなね、極悪人じゃないんですよ。だからこれは韻を踏むだけに「Crook」って使っているし、「Crook」っていうのは元々は「ワル」とか「ひねくれ者」とか、そういう意味の方が本当は強いから。これはちょっと、もっと違う言い方をしないとダメだなと思って。あと「Cook」も日本だと「コック」ってなっちゃって。コックだと響きがもう、英語にしちゃうと響きがマズいんで(笑)。
これはもうヒップホップのファンからここをちゃんとやらないと、これだけは叩かれるなっていうのすごいわかっていたから。それで必死に考えてる時に「ああ、そういえば監房に入ってたのは事実だよね? 厨房も事実だよね? あ、監房と厨房、韻も踏んでるよね?」って思いついて(笑)。
―― きれいに韻も踏んで、しかも意味もちゃんとしてるので。
KANA:日本語で韻を踏むのはもうこれしかないなと思って。それで葛生さんにも「これを入れないとヒップホップの側から入ってきたファンから怒られるから、何とか入れられませんか?」って言って、葛生さんの方でも考えて、帯にガン!って入れてもらったんですよね。
海外での評価
―― この原書って海外のAmazonですごい評価高いですよね? 18,000ぐらいレビューがあって、平均評価が4.8って凄いなと思うんですけど。KANAさんは本の存在自体も聞いてたりしたんですか?
KANA:これはもう、向こうのが出た時から知ってはいました。知ってはいたんですけど、当時はちょっと高かったんですよ。輸入するのが。
―― 原書は高いですもんね。
KANA:原書は6000円とか8000円ぐらいしたんですよね。なんかね。「いや、これスヌープのレシピ本で6000円とか8000円……それで写真とか、あんまりなかったら嫌だな」とかいろいろ考えて。それで買わなかったんですよ。でも知ってたのと、YouTubeでフライドチキンをこのスヌープのレシピと、あとはボビー・フレイだったっけな? なんかすごい有名なシェフの人のレシピとか、いろんな人のレシピを試した人がいて。「スヌープのが一番うまい」っていう、そういう「作ってみた」ビデオがいくつもあったんですよ。
「スヌープの方がおいしい」っていうのがひとつだけじゃなくて、いろんな方のビデオでそう言っていて。「これは本当においしいのかもしれないな」と思ってて。だから、それで存在は知ってたんです。
翻訳者の選定
―― 葛生さんはKANAさんに翻訳を依頼しようと思ったきっかけとか、あるんですか? 今までもお仕事をされてた感じなんですか?
葛生:全くなかったんです。お名前だけは存じ上げていたんですけれども。誰にお願いするか?って考えた時に、原書には独特の用語がいっぱい出てきて。韻もたぶん踏んでるだろうし、スラングも使ってるわ、隠語も使ってるわで……これはちょっと、やっぱりそれなりのエキスパートの人じゃないとたぶん難しいんだろうなと思って。それで、ブラックミュージック系で歌詞の対訳をされてる方って言ったら……逆に言うとKANAさんぐらいしか私は名前を知らなかったんです(笑)。
KANA:そうだったんですね(笑)。
葛生:以前にインタビュー記事や、書籍の中に収録されてたものを読んでいたんです。それでぜひお願いしたいなと思って、思い切ってお声がけしたという感じです。
―― はじめましてでお願いされたんですね。
葛生:そうです、そうです。
―― 逆にその時、KANAさんはどうだったんですか?
KANA:いや、びっくりしましたよ。本当に……TwitterのDMで来て(笑)。
葛生:そうでしたね(笑)。
KANA:いや、ありがたいお話ですけど。まず、「私が料理も好きだってなんで知ってたんですか?」って言いたくなるぐらい、まさにドンピシャのご依頼みたいな。
―― 料理もお好きだったんですね! この本はヒップホップと料理の両方ができないとちょっと翻訳が大変ですよね。
KANA:そうだと思います。ヒップホップって直訳できない、したとしても意味が全く伝わらないものって多いじゃないですか。だから「日本の人が料理する時に、こういう表現の方がわかりやすいかな?」っていう翻訳にしました。料理を自分でもしてるっていうもありますね。
葛生:私はKANAさんがお料理をされてるっていうことを知りませんでしたし、知りうる環境にもなかったです。だから、そこに関しては完全にまぐれなんです(笑)。幸運だったというだけですね。今となっては、KANAさん以外にこの本の訳をお願いできる人がいるとは思えません。実際、はじめて打合せしたときに、「ああ、これはもう絶対だ」っていう確信になりましたね。
Twitterでの大反響
―― この本の最初の発表、2月1日のTwitterがすごいバズりましたよね? 1.2万RT、4.3万いいねっていう。なかなかスヌープ・ドッグとしてもここまでバズることってないと思うのですが。その反響の大きさはいかがでしたか?
葛生:「まさか」っていう感じですよね。
――「ここまで行くとは……」みたいな?
KANA:だってスヌープっていう名前すら、タグも入れてないんですよ? 写真だけで……。
――「情報解禁まで、もうすぐ……。」というテキストと写真だけでしたよね?
KANA:そうですね。私もタグされてなかったから、私もここまでバズっているとは知らなかったんですよ。たまたま見たらものすごい数でバズってるところを見て「なに、これ!?」みたいな(笑)。「なんかすごいことになってるけど、葛生さん、どうなってんですか?」って聞いたら「いやー、私たちも10とか20いいねが付けばいいなと思って出してたら、こんなに付いちゃって……」って。半日もしないで、ものすごいバズちゃって。
情報解禁まで、もうすぐ……。 pic.twitter.com/SKcTLW36ek
— 晶文社 (@shobunsha) February 1, 2022
―― 引用RTで皆さんが「w」みたいな。ポジティブな「www」っていうのが、「草」とちょっとダブルミーニングになっちゃいますけど(笑)。
KANA:みんな、それも面白がって「草、草」って言ってましたよね。
葛生:「スヌープだけに……」って(笑)。
―― その後に正式に発表されるとすぐにAmazonの総合1位で。
KANA:しかも、半日でね(笑)。
―― Amazon1位なんて、物凄く話題になるか、大人気の方とか、直木賞とか、そういうレベルだと思うんですけど。社内の反響はいかがでしたか?
葛生:戸惑いが……「えっ、嘘!?」みたいな(笑)。
――戸惑いが先に来たんですね(笑)。
葛生:でしたね(笑)。なんか、たしかその時に2位だったのがアイドルの写真集で、3位だったのが石原慎太郎さんが亡くなった時だったので、石原慎太郎さんの本だったような覚えがあるんですけど。ちょっと社内的には「わーっ!」って、でも若干引いてるような……(笑)。
翻訳では何が一番大変だったのか
―― ちなみにKANAさんは翻訳を進めていって、なにが一番大変だったですか?
KANA:ヒップホップが好き、スヌープが好きっていう人たちだけだったら、そのままストレートに訳してあげてもわかってくれる人の方が多いんですけど。今回は私がいつも訳していないレシピ本で、単純にアメリカ料理とか、ソウルフードとか、南部の料理とかのレシピを知りたい方も手に取ると思うんです。特に、そういう料理のレシピ本が今まで日本語ではほとんどなかったんですよ。
そういうレシピを欲しいって思ってる人たちが初めてスヌープだったり、初めてヒップホップの世界みたいなものに触れるきっかけになりうる本でもあるっていうのは最初からわかっていたので。そういう人たちに「なにこれ? なにを言ってるのかわかんない」って言われないように、わかりやすくやりつつも、ヒップホップの人たちを置いていかない中間点を見つけるのがすごい大変でした。
―― 原書の英語は、口語みたいな感じだったんですか?
KANA:そうですね。もうほぼ口語でしたね。全然かしこまっていない(笑)。もちろんちゃんと本にするんだよっていう意識はあるので、いろんな説明をいつもよりは詳しく言ってるかな。でも、自分が音を吹き込んで、それを誰かにタイプさせたみたいな、それぐらいの口語です(笑)。
―― そっちのが早そうですね(笑)。
KANA:「俺はタイプしないよ? んなもん、するかよ。俺、録音するからお前、タイプしろ」ぐらいのノリの口語(笑)。もちろん、いつもつるんでるような人たちの名前がポンポン出てきたりもするし。そういった意味でも、ヒップホップを知ってる人だったらその名前を聞いてもどういう繋がりだとか、全部バーッとすぐに一瞬でわかるんだけど。知らない人って「はあ?」ってなっちゃうから。
―― ネイト・ドッグとは誰か?から始めなきゃいけないですよね。
KANA:そうそうそう(笑)。だからそういう意味では、スヌープについてよく知らない人たちにもスヌープのキャラクターもわかってもらいつつ、でもあまり威圧的でないみたいな、そういう翻訳をしなきゃいけないっていうところでは、普通の翻訳の何倍も時間はかかりました。
―― 「この単語が時間がかかった」とかってありますか?
KANA:一番時間かかったのは先ほど出た『From Crook to Cook』ですよ。やっぱり「韻を踏まなきゃ」と思ったから。本文の方は、彼が話してる雰囲気は崩したくなかったですね。だから本文は韻を踏むよりも、そっちの方が大事にしましたね。もちろん韻を踏めそうなところは踏むんだけど、無理やり踏ませるよりも、逆にスヌープがしゃべってるような感じでちゃんと、読んでいてもスヌープの声で脳内再生されるみたいなのを狙いました。
脚注の素晴らしさと実際に作った料理
―― 拝読して脚注の代用食材リストが素晴らしいなと思いました。あれ、めっちゃ時間がかかったんじゃないですか?
KANA:あれは、今回のために調べたわけじゃなくて、私がこれまで20数年、自分でソウルフード、アメリカの料理を作る時に、日本で材料が見つからなくて。その度に調べて、代用できる材料とか調味料で料理してたんです。その自分のメモや経験をまとめたんです。
―― そういうストックがあったんですね?
KANA:元々それがあったので、それをわかりやすく書き直したりとか、ちょっと追加の情報を入れたりとか。そういう感じなんで、そっちの方は時間はほとんどかからなかったですね。
―― お二人は実際にこの中で作った料理って、ありますか?
KANA:オレンジチキンはもう何回もこのレシピ通りで作りました。おいしかったですよ。パンダエクスプレスのオレンジチキンとかはすごい昔から大好きですが、あれはやっぱりちょっと一般の人、子供も食べるから甘めなんですけど。この本のレシピは辛味がピリッと効いていて。だから大人のためのオレンジチキンみたいで美味しいんです。それとチョコチップクッキーは、長年、毎年のように作っていたんですけど。スヌープのレシピはピーナッツバター入りなんですよ。それで何回か作ったら、今後はピーナッツバターを入れなきゃダメだなってなりました。前に葛生さんにも食べていただいたんですよ。
―― 葛生さんも何か作られました?
葛生:まずさっきのKANAさんのピーナッツバターチョコレートクッキー、すっごいおいしくて。ピーナッツ、ナッツの香りがすごいふわっとして、凄い美味しくて。社内でも配って、みんなでおいしくいただきました(笑)。私が作ったのは、シーザーサラダで。それと、KANAさんが言ってたオレンジチキンもです。
―― 葛生さんはこういうタイプの料理は普段はされていたんですか?
葛生:普段は日々の義務としての料理っていうか、食いつなぐための料理しかしてないので(笑)。それでも、簡単にできました。普段、あんまりレシピを見ながら料理をするっていうことがないんですけど、今回は本を見ながらやって、ものすごくおいしかったです。
写真の素晴らしさ
―― 今の時代は、レシピはネットで見る人も多いと思いますが、この本は写真がいいですよね。いわゆる飯テロっていうか。
葛生:飯テロですよね(笑)。
―― スマホとかタブレットで見るよりも10倍ぐらいおいしそうな、きれいな印刷と写真なので。手元にあると絶対になにか作りたくなるという。
葛生:編集してる時が一番つらくて……お腹空くんですよね(笑)。お昼近い時間とか、夜の遅い時間とか、原稿を見ながら……なんか「拷問だな」って思いながらやっていました(笑)。
KANA:あと、アメリカのレシピ本、特にソウルフードのレシピ本って写真がほとんどないんですよ。
―― え、そうなんですか?
KANA:私も昔からいろいろ作りたくて、アメリカのレシピ本を取り寄せたりしてたんです。パティ・ラベルの本とかもあるんですけど。ソウルフードのレシピもあるし、ニューヨークの有名なソウルフードレストランのシルビアズの本もあるんですけども。写真が3、4枚ぐらいなんですよね。
―― ほぼ文字なんですか?
KANA:ほとんど文字。レシピが文字でグワーッて書いてあるだけ。写真を見せたいなっていう本当に何品かだけしかなくって。よっぽどの初心者向けじゃない限り、写真がちゃんと載っているレシピ本ってなくて。それを考えるとこの本はすごい親切で。もちろん写真のないレシピもいくつかあるんですけど、半分以上はちゃんと写真が載っているからそういう意味でもすごい考えられてるなって。ビジュアルでちゃんと見せてるんですよ。
この本に合うスヌープの楽曲は?
―― では最後の質問ですが、この本を読みながら合うスヌープの曲は何でしょうか?
葛生:私、一応編集をしながらスヌープのプレイリストをYouTubeで聞いてましたね。あとは、デビューアルバムをずっと流しながら。
―― 『Doggystyle』ですね!
KANA:この間でた新譜もいいと思います。でも「料理をする」という前提だけをまず考えると、「Drop It Like It’s Hot」はノリノリで作れるんですよね。もちろん、他のプレイリストをかけてもいいんですが、スヌープって頭が縦ノリになっちゃう曲も多いんですよ。それよりもちょっとポップな「Drop It Like It’s Hot」の方がなんかこうやりながら作れるっていうのかな?
葛生:ちょっと余談で。マッシュアップの動画がありましたよね「Drop It Like It’s Hot」のキユーピーちゃんと……。
―― ヒップホップネタで面白ネタをやってるYouTuberの人ですよね?
KANA:あれとか、最高ですよね(笑)。
―― 最高です(笑)。あれもいいタイミングで……。
KANA:記念に作ってくれたらしいですよ。
―― 今回はありがとうございました。
Interviewed by uDiscover / Transcripted by みやーん
2022年3月1日発売
晶文社刊
公式サイト
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