ベートーヴェン生誕250周年キャンペーンのために漫画家・浦沢直樹がイラストを描き下ろし
今年生誕250周年を迎えた偉大な作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンの名盤にフォーカスした「ベートーヴェンを聴こう!」キャンペーンのメインビジュアルに、漫画家・浦沢直樹が描き下ろしたベートーヴェンのイラストが起用される事が発表された。
「ベートーヴェンを聴こう!」キャンペーンは、一昨年に創立120周年を迎えたクラシック音楽最古のレーベル「ドイツ・グラモフォン」と、昨年創立90周年を迎え小澤征爾や内田光子などの巨匠が所属する「デッカ」の両レーベルを保有するユニバーサル ミュージックのグローバル・キャンペーンで、年間を通して様々なベートーヴェン商品のリリースやコンサートの実施が予定されている。
そして、キャンペーンのメインビジュアルを手掛けたのは『YAWARA!』『MONSTER』『20世紀少年』などで知られ、現在小学館「ビッグコミックスピリッツ」にて『あさドラ!』を連載中、海外でも多くのファンを持つ漫画家・浦沢直樹。
生誕250年のメモリアル・イヤーに、ベートーヴェンの魅力、作品の奥深さを何か新しい形で多くの世代に伝えられないかというコンセプトの基、ドイツ・グラモフォンから浦沢氏への熱烈なラブコールで実現した。
今回の取り組みについて浦沢直樹氏は下記のようにコメントを寄せている。
「ロール・オーバー・ベートーヴェン! あと数世紀もしたら、クラシックもロックもひと塊りに見える時代が来るのではないでしょうか。すべてが最高の音楽だ、と」
また6月10日には、今回のビジュアルをジャケットに起用したベートーヴェン作品のコンピレーション・アルバム『運命~ベスト・オブ・ベートーヴェン』もドイツ・グラモフォンより世界発売される予定となっている。
◆浦沢直樹プロフィール
1960年、東京生まれ。漫画家。1983年デビュー。代表作に『YAWARA!』『MONSTER』『Happy!』『20世紀少年』など。現在『あさドラ!』を「ビッグコミックスピリッツ」(小学館)にて連載中。国内累計発行部数は1億2800万部を超え、国内外での受賞歴多数。ミュージシャンとしても2枚のアルバムを発表している。
公式Twitter
◆「ベートーヴェンを聴こう!/ベートーヴェン生誕250周年」特設サイト
ヴァリアス・アーティスト『運命~ベスト・オブ・ベートーヴェン』
2020年6月10日発売
CD
「ベートーヴェンを聴こう! / ベートーヴェン生誕250周年」特設サイト
- ベートーヴェン「運命」に合わせて聴覚障害のヒップ・ホップ・ダンサーが躍るMV公開
- 生誕250年を迎えるベートーヴェンの《運命》に合わせて聴覚障害のヒップ・ホップ・ダンス
- ロイヤル・ウェディングに大抜擢されたチェリスト、シェク・カネー=メイソンの35の事実
- ロシア人ソプラノ歌手のアイーダ・ガリフッリーナが、ワールドカップ 開会式に出演
- アンドレア・ボチェッリ、復活祭にミラノの大聖堂で無観客コンサートを実施
- クラシック関連記事一覧
- アンドレア・ボチェッリの20曲
- 史上最高のデュエット100曲