津軽三味線の第一人者「吉田兄弟」と1台4手連弾の第一人者「レ・フレール」。コラボアルバムが発売決定

Published on

伝統芸能の枠を超え、唯一無二の津軽三味線アーティストである「吉田兄弟」(吉田良一郎・吉田健一)と、独自の奏法で“ピアノ革命”と称された1台4手連弾「レ・フレール」(斎藤守也・斎藤圭土)。

この弦を知りつくした二組の兄弟デュオがあやなす至高のコラボレーションアルバム『吉田兄弟×Les Frères』が、2021年9月29日にユニバーサル ミュージックから発売される事が決定した。

今作のコラボレーションアルバムは、この二組の兄弟ユニットの必然とも言える2017年の出会いから、以降15本以上の競演ライブで交流を深めてきた中で、満を持して始動された。

ライブで演奏され、観客を熱狂させ、その心をふるわせた「RISING」「冬の桜」「Joker」「Parallel world」「シャクナンガンピ(健一&圭土)」「しぐれ~夢(良一郎&守也)」などの人気楽曲に、新曲3曲を加えた計9曲が収録される予定。

撥弦である津軽三味線と、打弦であるピアノの魅力を最大限に引き出す「弦の匠たち」。4人それぞれの想い、そして響きから創造される「ここにしかない音楽」が繰り広げられている。また、アルバムのジャケットには、吉田家と齋藤家の家紋があしらわれている。

ともに日本のみならず海外でも活躍、その音世界で世界中を魅了してきた2組の兄弟から、ますます目が離せない。

■公演情報

吉田兄弟×レ・フレール スペシャルコラボコンサート
2021年9月12日(日)  14:00 新潟・新潟市民芸術文化会館 りゅーとぴあコンサートホール
2021年10月23日(土)  16:30 福島・南相馬市民文化会館 大ホール
2021年10月30日(土) 18:30 島根・大田市民会館 大ホール
2021年10月31日(日) 17:00 島根・浜田市石央文化ホール 大ホール


■プロフィール

吉田兄弟

2019年、デビュー20周年を迎えた、津軽三味線の第一人者、吉田兄弟。北海道登別市出身。ともに5歳より三味線を習い始め、1990年より津軽三味線奏者初代佐々木孝に師事。津軽三味線の全国大会で頭角を現し、1999年アルバム「いぶき」でメジャーデビュー。

邦楽界では異例のヒットを記録し、現在まで15枚のアルバム他を発表。2003年の全米デビュー以降、世界各国での演奏活動や、国内外問わず様々なアーティストとのコラボレーションも積極的に行っている。
2015年には「連載完結記念NARUTO-ナルト-展」とコラボした楽曲「PRANA」がリリースされ大きな話題となった。また、良一郎は代表的な和楽器による学校公演を中心とした新・純邦楽ユニット『WASABI』を始動させ、健一は平成27年度文化庁文化交流使としてスペイン・バルセロナに滞在し活動したことをきっかけに、現在もバルセロナ高等音楽院で津軽三味線講義を毎年行っている。

2019年は世界10か国でレッスンと世界大会予選を行い、聖地秋葉原の神田明神ホールで世界大会決勝を開催したヲタ芸/サイリウムダンスの世界大会に、”吉田兄弟×Tom-H@ck CYALUME DANCE WORLD BATTLE”テーマソング「雷 –IKAZUCHI-」を提供、配信。『東京2020オリンピック1年前セレモニー “1Year to Go! ” 』ではオープニングパフォーマンスを務める。

同年、日本の有名クリエイターが「和」をテーマに世界に向かって創り上げる『GIBIATE(ジビエート)』プロジェクトへの参画が決定、2020年7月から放送された同プロジェクトのアニメオープニングテーマ曲「GIBIATE」を、LUNA SEAやX JAPANのギタリストとして活躍するSUGIZO氏と共同制作した。

2017年は映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』日本語吹替え版主題歌として「While My Guitar Gently Weeps」で参加。また、2000万回再生を誇るレッドブル・アスリート、ジェイソン・ポールによるパルクール映像のBGM「Cool Spiral」を提供、配信。

2021年4月からアニメ「ましろのおと」で津軽三味線の監修を務め、エンディングテーマ曲である、加藤ミリヤ「この夢が醒めるまでfeat.吉田兄弟」も発表。世界に通用する唯一無二の津軽三味線アーティストとして、日本伝統芸能の枠を超え、幅広い活躍が期待されている。


レ・フレール

斎藤守也(さいとうもりや・兄)と斎藤圭土(さいとうけいと・弟)の兄弟によるピアノデュオ。兄弟ともにルクセンブルク国立音楽学校に留学。ガーリー・ミューラー氏に師事し、クラシック・ピアノを学ぶ。コンポーザー・ピアニストとしてオリジナル楽曲の制作とライブを両軸に活動。

故中村とうよう氏(音楽評論家)に「斎藤守也・圭土の音楽は、いま世間一般に流通するどの音楽ともまったく似ていない。(『芸術新潮』2008年11月号)」と評された独創的な楽曲とピアノプレイスタイル「キャトルマンスタイル」を兄弟二人で確立。2本の手では成し得ない演奏法を4本で探りながらできた、そのプレイスタイルは他に類をみない。

2002年9月3日、出身地である横須賀のライブハウスにおいて「レ・フレール」(フランス語で「兄弟」を意味する)として活動を開始すると、その斬新かつ繊細なプレイスタイル(1台4手連弾)、交響曲や器楽セッションを想起させるオリジナル楽曲、そしてライブパフォーマンスにより瞬く間に日本全国で「ピアノ革命」と話題となる。ジャンルを問わず、あらゆる年齢層をひきつけ、聴く人の魂を揺さぶる熱いオリジナルサウンドが着実に評価を高め、ピアノ一台で世界各国の聴衆を熱狂の渦に巻き込んでいる。

楽曲制作・提供では、テレビCM(ハウス食品「ソイチップス」「フルーチェ」・ハウスウェルネスフーズ「C1000レモンウォーター」・八木木材産業「エピオス・ロングライフ」・YOUテレビ他)、舞台(宝塚歌劇作品『オネーギン』他)、映画(『4分間のピアニスト』2007年ドイツアカデミー賞受賞作品イメージ楽曲)、テレビ番組(TBS「はなまるマーケット」エンディングテーマ)、JAL・ANAの機内放送に採用されるなど多方面にわたり、各業界からの支持も厚い。

結成時から続けている保育園や幼稚園での演奏活動や、災害復興を機にプロジェクト化した「こどもたちへの音楽支援活動」を全国各地で行うなど、次世代のこどもたちへの芸術文化発展にも大きな力を注ぎ、「レ・フレール」という唯一無二の音楽ジャンルを形成しながら世界に向けて発信しつづけている。

2017年に5枚目のアルバム『Piano Infinity』(Universal Music)を、また2019年にはディズニー公式アルバム『Disney on Quatre-Mains(ディズニー・オン・キャトルマン)』をウォルト・ディズニー・レコードよりリリース。


■リリース情報

2021年9月29日発売
『吉田兄弟×Les Frères』
CD


Share this story


Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了