ルノー・カプソンの弾き振りによる新録音『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集』発売決定
ソリストや室内楽奏者として第一線で活躍しているヴァイオリニスト、ルノー・カプソンが自身が音楽監督を務めるローザンヌ室内管弦楽団と共演したアルバム『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集』が9月16日(金)に発売されることが決定した。本日より先行シングル「ヴァイオリン協奏曲 第3番 ト長調 K.216 I. Allegro」の配信がスタートしている。
1976年フランスのシャンベリに生まれたルノー・カプソンは、14歳よりパリ国立高等音楽院に学び、その後ベルリンに移りトーマス・ブランディスとアイザック・スターンに師事。2013年からは自身が創設したエクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭の音楽監督、2016年からはグシュタード冬音楽祭の音楽監督を務める。昨年9月にドイツ・グラモフォンとパートナーシップ契約を結び、新人・若手アーティストとの共演や室内楽録音を中心としたプロジェクトを企画している。
今作は、カプソンがソリストと指揮者と二役をこなし、ローザンヌ室内管弦楽団と共演したモーツァルトの協奏曲全集を収録。協奏曲全集に加え、モーツァルトの協奏曲風作品「ロンド ハ長調 K.373」と「アダージョ ホ長調 K.261」の録音がカップリングされている。
今作についてルノー・カプソンは「ローザンヌ室内管弦楽団とこのレパートリーを録音することは、私が2021年に芸術監督に就任した時から決めていました。彼らが奏でるサウンドやフレージングのセンスは実に刺激的です。念願の共演が果たせたのは、純粋に幸せでした」とコメントを寄せている。
■リリース情報
ルノー・カプソン『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲全集』
2023年9月29日 発売
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