ヴァイオリニスト、ルノー・カプソンとピアニスト、マルタ・アルゲリッチが共演。ライヴ録音が発売決定

Published on

フランス出身のヴァイオリニスト、ルノー・カプソンがドイツ・グラモフォン(DG)とパートナーシップ契約を結んだことが発表された。この契約を記念して、ピアニスト、マルタ・アルゲリッチと共演したアルバム『シューマン、ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集』が11月18日(金)に発売されることが決定した。

ルノー・カプソンは、ソリストや室内楽奏者として第一線で活躍しているヴァイオリニスト。2013年に自身が創設したエクサン・プロヴァンスのイースター音楽祭の音楽監督、および2016年からはグシュタード冬音楽祭の音楽監督を務め、2014年からはローザンヌ高等音楽院で後進の指導にあたるなど、次世代の音楽家の支援にも力を入れている。

今回発表されたDGとのパートナーシップ契約では、カプソンとドイツ・グラモフォンの共同出資により、新人・若手アーティストや作曲家の音楽を中心にリリースするプロジェクトを企画している。カプソンが次世代のトップ・アーティストと共演する室内楽録音や、若手作曲家に委嘱した現代曲などをリリースする予定だ。

今回の契約に際し、ルノー・カプソンは「ドイツ・グラモフォンとの活動を楽しみにしています。クラシック音楽の生演奏で感じられる迫力や、初めて聴いたときの感動を、新たな形で皆さんにご紹介したいと思います。また、多くの素晴らしい室内楽やオーケストラの仲間たちと協力して、今日の若い才能の踏み台になるようなプロジェクトを企画していきます」とコメントを寄せている。

この契約を記念してリリースされるアルバム『シューマン、ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集』は、2022年4月のエクサン・プロヴァンス復活祭音楽祭で、ピアニスト、ニコラ・アンゲリッシュに捧げたリサイタルのライヴ録音。ピアニスト、マルタ・アルゲリッチが伴奏を務めるこのプログラムには、ヴァイオリンとピアノのための3つの主要な作品、シューマン、ベートーヴェン、フランクのソナタが収録されている。また、マルタ・アルゲリッチは11月にアルバムの曲目の一部を演奏する来日公演を予定している。

■公演情報

マルタ・アルゲリッチ 来日情報
アルゲリッチ&フレンズ ~イヴリー・ギトリスへのオマージュ、再び
2022/11/14(月) すみだトリフォニーホール 大ホール
来日公演の詳細はこちら


■リリース情報

ルノー・カプソン、マルタ・アルゲリッチ
『シューマン、ベートーヴェン、フランク:ヴァイオリン・ソナタ集』 

2022年11月18日発売
CD




 

Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了