ジョン・ウィリアムズがサイトウ・キネン・オーケストラを指揮した『John Williams in Tokyo』フィジカル発売決定
映画音楽のレジェンド、ジョン・ウィリアムズが、昨年9月に30年ぶりに来日し行ったコンサートを収めたライヴ・アルバム『John Williams in Tokyo』のフィジカルリリースが決定。その仕様が発表された。
昨年9月、ジョン・ウィリアムズは小澤征爾の招きを受け、小澤征爾が総監督を務める「セイジ・オザワ 松本フェスティバル」、そして、それに合わせて開催されたクラシック音楽の名門レーベル、ドイツ・グラモフォンの創立125周年を記念した特別公演のために来日。サイトウ・キネン・オーケストラとの初共演が実現した。両公演のチケットは販売サイトに応募が殺到し、即日完売となるなど大きな話題となった。
両公演は「スーパーマン・マーチ」「シンドラーのリストのテーマ」「王座の間とエンドタイトル」といったジョン・ウィリアムズ自身がこれまでに作曲した楽曲のプログラムで構成され、前半はセントルイス交響楽団音楽監督、ニューワールド交響楽団芸術監督、オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者を務める世界的指揮者で、ジョン・ウィリアムズの長年の友人でもあるステファン・ドゥネーヴ、そしてジョン・ウィリアムズが後半を指揮する2部構成で開催された。
アルバム『John Williams in Tokyo』は、東京・サントリーホールでのコンサートの模様を収めた待望のライヴ録音。デジタルでのリリースは既に発表されていたが、フィジカルでもリリースされることが決定し、その仕様が明らかになった。
今作品のフィジカルリリースは、通常盤CD、LP、Blu-ray、そして、CDとBlu-rayのデラックス・エディションの4形態。通常盤CDとLPはジョン・ウィリアムズが指揮した11曲と、今回世界初リリースとなる指揮者ステファン・ドゥネーヴが指揮した「Tributes! (for Seiji)」が収録される。Blu-rayにはステファン・ドゥネーヴが指揮した前半とジョン・ウィリアムズが指揮した後半をMCまでコンサート全編を余すところなく収録。また、Blu-rayの収録映像はステレオ、サラウンド、ドルビー・アトモスの3種類の音声でお楽しみいただける。そして、CDとBlu-rayのデラックス・エディションはDSDマスターを使用したSA-CD~ハイブリッド仕様で、SA-CDには前半、後半の17曲(MCのぞく)が収録され、こちらのBlu-rayにはコンサート全編に加え、今作のために収録されたジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネーヴのインタビュー映像も加わった豪華な内容となる予定だ。
『John Williams in Tokyo』は5月3日(金)にリリース。アルバムから「シンドラーのリストのテーマ」の先行配信もスタートし、ミュージック・ビデオも公開されている。
■リリース情報
ジョン・ウィリアムズ、ステファン・ドゥネーヴ、サイトウ・キネン・オーケストラ
『John Williams in Tokyo』
2024年5月3日発売
CD / Apple Music / Spotify /Amazon Music / YouTube Music
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