アルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ベルリン』本日発売、コンサート映像が本日深夜にプレミア公開

Published on

© Monika Rittershaus

50年以上にわたりハリウッド映画音楽を牽引してきた作曲家ジョン・ウィリアムズが、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団を指揮して自身の代表作を演奏したコンサートを収録したライヴ・アルバム『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ベルリン』が本日発売となった。

この公演はジョン・ウィリアムズのベルリン・フィルへの指揮デビューとなったもので、演奏前からスタンディング・オベーションが起こったコンサートの熱狂の様子がライヴ盤にもしっかりと収録されている。

アルバムの発売を記念して、本日2月4日中央ヨーロッパ時間午後6時(日本時間2月5日午前2時)に、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から「王座の間とエンド・タイトル」のコンサート映像がドイツ・グラモフォンのYouTubeチャンネルでプレミア公開となる。「王座の間とエンド・タイトル」は、帝国軍のデス・スターを破壊したルークとハン・ソロに、王女レイアが叙勲する最後のシーンとエンドロールの音楽だ。

なお、アルバムは通常の全てのCDプレーヤーで再生可能(44.1kHz/24bit)、MQA対応機器を使用すればハイレゾ(176.4kHz/24bit)音源も聴けるMQACDで、さらに素材と製造方法で高音質を実現しているUHQCDを採用し高音質を追求。初回限定盤にはコンサートの映像を収録したブルーレイ・ビデオもセットされ、ドルビー・アトモスの音声も収録されている。


■アーティスト情報

© Prashant Gupta

ジョン・ウィリアムズ

50年以上にわたりハリウッド映画音楽のトップランナーとして君臨するレジェンド

アカデミー賞受賞5回、グラミー賞受賞25回、ゴールデン・グローブ賞受賞4回など、数多の受賞歴に輝く巨匠ジョン・ウィリアムズは“オールド・スクール”と呼ばれるハリウッド映画音楽のレジェンドにして、コープランドやバーンスタインらのアメリカ音楽の伝統に連なる作曲家・指揮者・ピアニストである。

1932年2月8日ニューヨーク州生まれ。ロサンゼルス移住後、UCLAで学び、マリオ・カステルヌオーヴォ=テデスコに作曲を師事。空軍従軍後は、ジュリアード音楽院でロジーナ・レヴィンにピアノを師事した。ジョニー・ウィリアムズ名義のジャズ・ピアニストとしてデビュー後、ヘンリー・マンシーニの映画・テレビ録音でピアニストとして参加し、徐々に作編曲家として頭角を現す。映画音楽作曲家デビューは『Daddy-O』(1958)。『ポセイドン・アドベンチャー』(1972)、『タワーリング・インフェルノ』(1974)などの音楽を手掛け、ハリウッドを代表する作曲家のひとりとなる。この間、『屋根の上のバイオリン弾き』(1971)の編曲でアカデミー編曲賞を初受賞。さらにスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジョーズ』(1975)でアカデミー作曲賞を初受賞。ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ/新たなる希望』(1977)の音楽を手掛け、アカデミー作曲賞とグラミー賞3部門を受賞。

その他、『スーパーマン』(1978)、『7月4日に生まれて』(1989)と『J.F.K』(1991)、『ホーム・アローン』(1990)、『ハリー・ポッターと賢者の石』(2001)、などの音楽を手掛ける。

1978年にロサンゼルス・フィルを指揮してコンサート指揮者デビューを飾り、1980年ボストン・ポップス音楽監督に就任。1987年にはボストン・ポップス・エスプラネードと初来日し、1990年と1993年にボストン・ポップス来日公演を指揮した。1993年音楽監督勇退後、現在は同団桂冠指揮者およびタングルウッド音楽祭アーティスト・イン・レジデンスを務めている。


■リリース情報


2022年2月4日発売

ジョン・ウィリアムズ指揮 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
『ジョン・ウィリアムズ ライヴ・イン・ベルリン』

CD初回限定版 / CD通常版
iTunes / Apple Music / Spotify / Amazon Music




Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了