ポスト・クラシカルの注目ピアニスト、エリオット・ジャックが名門デッカ・レコードと契約

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© Jennifer McCord

累計5,200万以上の再生数を誇るなどポスト・クラシカル注目の存在であるピアニスト/作曲家、エリオット・ジャック。ジャズとクラシック両方のバックグラウンドを持ち、ここ数年のリリースが高い評価を得ている彼が、名門デッカ・レコードと契約し9月にキャリア初となるアルバム『Finding Beauty』をリリースすることが発表された。また、その中から先行シングル第1弾として「Eva’s Quest」の配信がスタートしている。

「Eva’s Quest」は、エリオットがかつてギリシャを旅行した際に乗船した美しい木造のヨットからインスピレーションを受けて作り上げたソロ・ピアノの楽曲。ワルツのリズムの上で紡がれるシンプルで切ないメロディは、静かな波に揺れながら進む船を想起させる秀逸な仕上がりだ。ルドヴィコ・エイナウディやマックス・リヒター、オーラヴル・アルナルズなど世界的に話題を集めるポスト・クラシカルの中でも独特の存在感を放っている。

自身初となる今回のアルバムについて、エリオットは「このアルバムは、人生のシンプルな喜びを通して、共につながることをテーマにしています。人生のシンプルな喜びを通して、私たちがしばしば当たり前だと思っていることを振り返り、見過ごしがちな日々の出来事に美しさを見出すことを目的とし、それに見合う美しいメロディを作ることを目指しました。それは、私たちが自分の中に見いだすことのできる場所であり 純粋な幸せの場所であり、私たちが家と呼べる場所なのです」と語っている。


■リリース情報

Elliott Jacques『Eva’s Quest』
2022年5月22日配信
Amazon Music / Apple Music / Spotify


■アーティスト情報

エリオット・ジャック (Elliott Jacques)

エリオット・ジャックは現代のピアニスト/作曲家。彼のポスト・クラシカルなスタイルは、クラシックとジャズの両方の世界からの影響を受けている。音楽一家に育ち、家庭には常にピアノがあり、4歳のときから演奏を始めた。

エリオットの音楽の探求は非常にテーマ性が高く、自然の要素からインスピレーションを受け、しばしば風景の美しさを視覚化している。それぞれの曲は、ストーリーを語り、聴く者を旅に連れて行くことを目的としている。エリオットは、自身の音楽について「私にとっての音楽はストーリーを語るものであり、それが正しく行われれば、私たちの感情や感覚に働きかけ、至福の時を過ごさせてくれるのです」と語る。

スウェーデンのレーベル1631 recordingsから定期的に音楽をリリースし、累計再生回数は5,200万回を超えるなど、世界的に話題を集めるポスト・クラシカルの中でも注目の存在。




 

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