ピアニスト、ブルース・リウの新作『チャイコフスキー:四季』10月9日(水)日本先行発売
世界で最も権威のあるピアノのコンクール、ショパン国際ピアノコンクールの覇者、ブルース・リウの新作『チャイコフスキー:四季』が10月9日(水)にリリースされることが決定した。10月に予定されている来日ツアーを記念し、世界に先駆けた日本先行発売となる。
なお、デジタル・アルバムは11月1日(金)リリースを予定しており、本日よりアルバムから「6月:舟歌」の先行配信がスタートしている。
2021年にショパン・コンクールの混戦をカナダ人として初めて優勝して以来、ウィーン交響楽団、ロッテルダム・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ロサンゼルス・フィルハーモニック、NHK 交響楽団などの主要オーケストラと世界各地で共演し、国際的に称賛を受けているブルース・リウ。
コンクール優勝後、名門クラシック・レーベル、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び、昨年10月に初のスタジオ・アルバム『ウェイブス~フランス作品集』をリリース。また、ドイツで最も権威のあるクラシック音楽賞のひとつ、「オーパス・クラシック賞2024」で「ヤング・タレント・オブ・ザ・イヤー」(若手アーティスト賞)を受賞し、今最も勢いのある若手ピアニストのひとりとして世界的に注目を浴びている。
今作『チャイコフスキー:四季』は、チャイコフスキーがロシアの音楽雑誌「ヌヴェリスト」からの委嘱を受けて作曲した作品。1876 年に毎月 1 曲ずつ掲載されており、各曲の冒頭には、楽曲に合う詩の数行が添えられて掲載された。そのため、雑誌の読者が演奏できるような初心者向けの作品であり、技術的な難しさよりもピアニストの表現力を引き出すことで知られている。
今作についてリウは「この作品の特別なところは、チャイコフスキーがまるで自分自身に語りかけるように親密であることだと思います。彼のバレエ作品にインスピレーションを与えた民俗的な要素と、協奏曲に見られる輝きと華やかさを兼ね備えている。そして、その核心にはチャイコフスキーの思慮深さと落ち着きが表現されています」とコメントしている。
さらに、今年6月にリリースされたデジタル・アルバム『ウェイブス~サティ:6つのグノシエンヌ』の日本限定CD化も決定した。『チャイコフスキー:四季』と同日10月9日にリリースされる予定になっている。
なお、リウは今年10月に来日をし、指揮者アラン・アルティノグル率いるフランクフルト放送交響楽団の全国ツアーに参加する予定になっている。
■リリース情報
ブルース・リウ『チャイコフスキー:四季』
2024年10月9日 発売
CD / Apple Music / Spotify / Amazon Music / iTunes
2024年10月9日 発売
CD / Apple Music / Spotify / Amazon Music / iTunes
■来日公演情報
アラン・アルティノグル指揮フランクフルト放送交響楽団(ブルース・リウ出演公演)
2024年10月15日(火) 東京・サントリーホール
2024年10月16日(水) 大阪・ザ・シンフォニーホール
2024年10月18日(金) 愛知・愛知県芸術劇場コンサートホール
2024年10月19日(土) 埼玉・所沢市民文化センター
【演奏】アラン・アルティノグル(指揮)、フランクフルト放送交響楽団、ブルース・リウ(ピアノ)
公演情報はこちら
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