ベートーヴェン、250回目の生誕日にムター、ポリーニ、ラン・ランからお祝いコメントが到着。

Published on

© Naoki Urasawa / N WOOD STUDIO

今年で生誕250周年を迎えた大作曲家ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン(1770-1827)。生誕日とされる本日12月16日に、クラシック音楽最古のレーベル「ドイツ・グラモフォン」に所属する世界的なクラシック演奏家からのお祝いコメントが公開された。

©Anja Frers

アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリニスト)
ベートーヴェンの楽譜を見ることほど素晴らしいことはありません。手書きの楽譜からは、彼が実際に作品と対話し表現した全てを感じる事ができます。私は演奏家として、それを読み解く事に、いつも幸せな高揚感を感じます。

©Cosimo Filippini

マウリツィオ・ポリーニ(ピアニスト)
ベートーヴェンはあまりにも偉大なアーティストであり、彼の作品から重要なものを理解しようとする欲求が尽きる事はないと思います。だからこそ、私はこのアニバーサリーに、難しい作品を通して彼をより理解していきたいと感じました。もし、彼に実際に会えたとしたら、私たちが時間をかけて理解しようとしている事を、本人に聞くことができる最高の機会だと思います。

©Olaf Heine

ラン・ラン(ピアニスト)
私にとってベートーヴェンは音楽の神です。交響曲だろうと、ピアノ・ソナタだろうと、コンチェルト、全ての器楽曲、室内楽、そしてオペラだろうと、彼が私たちに与えてくれるものはすべて神からの贈り物です。


また、年間を通して「ベートーヴェンを聴こう!」キャンペーンを実施してきたユニバーサルミュージックからは、アニバーサリーを締めくくる一枚として、現代最高の巨匠指揮者にして、ピアニストであるダニエル・バレンボイムの『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集』が本日リリース。今作は、ハイレゾ音源も収録した国内盤となり、前人未踏の5度目の録音という事でも、すでに大きな話題を呼んでいる。

そして、前代未聞のクラシカルDJとしてドイツ・グラモフォンからデビューした指揮者の水野蒼生は、本日12月16日(水)22:00~、ベートーヴェン生誕日を祝ってインスタトークライブを開催する。

今年3月にベートーヴェンの生涯、作風の変化を楽しめるようなトリビュート・アルバム『BEETHOVEN -Must It Be? It Still Must Be-』をリリースして以降、1年にわたり、「ベートーヴェンを聴こう!」キャンペーンのスポークスマンとして、その作品や生涯を掘り下げ、紹介してきた水野蒼生が、ゲストを迎えて250回目の楽聖の生誕日を祝う予定だ。

水野蒼生 インスタトークライブ
12月16日(水) 22:00~
https://www.instagram.com/aoi_mizuno_official/

なお、水野蒼生選曲によるプレイリスト『作曲家の物語:ベートーヴェン』も本日公開。ベートーヴェンが作曲してきた楽曲を、年代順に紹介したもので、ベートーヴェンの生涯を楽曲で振り返ることができる内容になっている。


 

■リリース情報

ダニエル・バレンボイム『ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集』
2020年12月16日発売
CD / iTunes /Amazon Music / Apple Music / Spotify





 

 

Share this story

Don't Miss

{"vars":{"account":"UA-90870517-1"},"triggers":{"trackPageview":{"on":"visible","request":"pageview"}}}
モバイルバージョンを終了