粗品、作詞作曲の楽曲がNHK Eテレアニメ「青のオーケストラ」エンディングテーマに決定
芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、アーティストとしての活動の場を広げる粗品。そんな粗品が作詞作曲した楽曲がNHK Eテレアニメ「青のオーケストラ」エンディングテーマに決定した。
「青のオーケストラ」はヴァイオリンの元・天才少年、青野 一(あおのはじめ)を主人公に、高校のオーケストラ部を舞台にしたストーリーで、みずみずしい青春のドラマとクラシック音楽の演奏シーンが見どころ。キャストで千葉翔也、加隈亜衣、土屋神葉らが参加、演奏キャストとして、世界的ヴァイオリニスト、ヒラリー・ハーンやマリア・ドゥエニャスの参加も発表され、話題を集めている。
今回の楽曲は 夕さりのカノン feat.『ユイカ』 というタイトルとなっている。作品になぞらえて、クラシックのモチーフを多用し、ストリングスも入ったことでゴージャスな作りとなった。そこに透き通るヴォーカルの声が入り、キラキラとした印象を受けるポップソングに仕上がっている。
シンガーには18歳女性シンガーソングライターの『ユイカ』を迎えた。また、「うっせぇわ」をAdoに提供し、自身の歌唱曲も多方面で評価されている、syudouが編曲を担当している。
ドラムはAnswer to Rememberを率いる傍ら、くるりなど数多くのアーティストのライブ、作品に参加している石若駿。KIRINJIのベースとして活動、他にも多くのアーティストのライブや作品で演奏をするベーシストの千ヶ崎学。あいみょんやSuperfly等のライブや作品に参加しているギタリストの八橋義幸。TVアニメ「ピアノの森」で雨宮修平のピアノ演奏を担当したピアニスト髙木竜馬。そしてNHK交響楽団の選抜メンバーがストリングスを担当。また、「青のオーケストラ」の主人公青野一役の演奏シーンを担当した、ヴァイオリニストの東亮汰も参加している。
粗品はこの楽曲に関して、『「青のオーケストラ」は原作も拝見しており、今回のお話はとても光栄でした。作品の登場人物がその世界で感じていることを、曲に込めたつもりです。本当に色んな方の協力があってこの一曲が出来上がったんですが、それはまるでオーケストラのようでした。』とコメントをしている。
クラシックにも造詣の深い粗品が、豪華なミュージシャンと共に高校生の青春をどのように表現するか、非常に楽しみな作品である。
■『青のオーケストラ』アニメ情報
アニメ「青のオーケストラ」
2023年4月9日(日)放送スタート!
Eテレ 毎週日曜 午後5:00~5:25
<再> 毎週木曜 午後7:20~7:45
原作:阿久井 真
監督:岸 誠二 シリーズ構成:柿原 優子 キャラクターデザイン:森田 和明
音響監督:飯田 里樹 音楽:小瀬村 晶
アニメーション制作:日本アニメーション
制作・著作:NHK NHKエンタープライズ 日本アニメーション
©阿久井真/小学館/NHK・NEP・日本アニメーション
■リリース情報
粗品 夕さりのカノン feat.『ユイカ』
リリース日未定
■アーティスト情報
粗品
1993年 大阪府生まれ。
2歳からピアノを始め、13歳からはギター、高校からはDTMに目覚める。
芸人として数々の受賞歴を誇る傍ら、アーティストとしての活動も広がり、2020年にはボカロ楽曲を発表。「#みどりの唄」は公開と同時にTwitterトレンド入りを果たすなど話題となった。2021年は音楽活動の本格化に向け、自身のレーベル“soshina”を設立。
同年3月にレーベル“soshina”第一弾楽曲「乱数調整のリバースシンデレラfeat.彩宮すう(CV: 竹達彩奈)」をリリース。アップされるや否や、タイトルとMVの主人公のキャラクター名がTwitterトレンドの7位と8位にそれぞれランクインした。
また、2021年11月には太鼓の達人20周年アンバサダーに就任。太鼓の達人20周年記念ソング「大好きな太鼓の音 feat. どんちゃん」を書下ろし、話題を呼んだ。
『ユイカ』
18歳女性シンガーソングライター。
2021年にTikTokに投稿した「好きだから。」がティーンから絶大な共感を生み、
10代2万人が選んだ“恋したくなるラブソング“1位にも選ばれるほど人気が急上昇。
人気は日本にとどまらず、アジア各国のSpotifyバイラルチャートインを果たしヒット。
青春の光景をリアルタイムで伝えるアーティストとして熱い注目を集めている。