小瀬村晶が音楽を手掛けた映画『ラーゲリより愛を込めて』サウンドトラックの発売が決定
最もストリーミングで再生されている日本人クラシックアーティストの1人であり、「飽きることの無い彼の旋律は果てしなく、他の音楽家と一線を画するものだ」(ピッチフォーク)など各国有力メディアから称賛を集める作曲家/ピアニスト、小瀬村晶が音楽を手掛けた映画『ラーゲリより愛を込めて』(12月9日公開)のサウンドトラックが12月7日にリリースされることが決定した。
『ラーゲリより愛を込めて』(主演:二宮和也 監督:瀬々敬久)は、シベリアの強制収容所(ラーゲリ)に抑留された実在の日本人・山本幡男を主人公とした実話をもとにした映画。生活様式や価値観が大きく変わり混沌とする現代にこそ贈りたい、鬱屈したこの時代に光を灯す、心震わす〈愛の実話〉で、第35回東京国際映画祭でもオープニング作品に選出された大注目作品だ。
音楽を手掛けた小瀬村晶は、自身の作品のみならずカンヌ国際映画祭正式出品作品『朝が来る』(監督:河瀨直美)や、米国の人気TVドラマ『Love Is』など、国内外で数々の著名な映画、ドラマ、ゲーム、CM作品の音楽を担当。国内外で活躍を続ける稀有なアーティストで、その才能はデヴェンドラ・バンハートやジャイルス・ピーターソン、M83といった錚々たるアーティストからも熱烈な支持を集めている。
今年は名門デッカ・レコードからEP『Pause (almost equal to) Play』をリリースし、ジョン・レジェンドの新作『レジェンド アクトⅠ&Ⅱ』収録の「ジ・アザー・ワンズ feat. ラプソディ」でも自身の楽曲がサンプリング使用されるなど、世界を舞台とした活躍を続けている。
■映画公開情報
『ラーゲリより愛を込めて』
2022年12月9日劇場公開
二宮和也、北川景子、松坂桃李、中島健人、寺尾 聰、桐谷健太、安田 顕、
主題歌:「Soranji」 Mrs. GREEN APPLE (ユニバーサルミュージック / EMI Records)
原作:『収容所から来た遺書』(辺見じゅん著 / 文春文庫刊)
監督:瀬々敬久、企画プロデュース:平野 隆、脚本:林 民夫
音楽:小瀬村 晶
制作プロダクション:ツインズジャパン
配給:東宝
©2022 映画『ラーゲリより愛を込めて』製作委員会 ©1989 清水香子
HP / Twitter / Instagram
■リリース情報
小瀬村晶『「ラーゲリより愛を込めて」オリジナル・サウンドトラック』
2022年12月7日発売
CD
■アーティスト情報
小瀬村晶 (Akira Kosemura)
1985年6月6日東京生まれ。在学中の2007年にソロ・アルバム『It’s On Everything』を豪レーベルより発表後、自身のレーベルSchole Recordsを設立。以降、ソロ・アルバムをコンスタントに発表しながら、映画やテレビドラマ、ゲーム、舞台、CM音楽の分野で活躍。
主なスコア作品に、河瀨直美監督による長編映画『朝が来る』(カンヌ国際映画祭公式作品選出)、ハリウッドで制作された海外ドラマ『Love Is』、Nintendo Switch用ゲームソフト『ジャックジャンヌ』、TBS系テレビドラマ『中学聖日記』、ミラノ万博・日本館展示作品などがあり、米Amazonオリジナル映画『ジョナス・ブラザーズ 復活への旅』や、ヴェネチア映画祭・金獅子賞を受賞したフランス人監督オドレイ・ディワンのデビュー作『Mais Vous Etes Fous (Losing It)』などでも楽曲が使用されている。
近年は国際的なブランドとのコラボレーションが多く、是枝裕和監督が手掛けたSK-II STUDIOのドキュメンタリー『The Center Lane(池江璃花子)』の音楽や、アパレルブランドTAKAHIROMIYASHITATheSoloist. SS22コレクション・ランウェイの音楽、LAND ROVER、L’OCCITANEへの楽曲提供、米アーティストデヴェンドラ・バンハートとの共作など、特定の枠に収まらない独自の活動を展開。
また、Spotifyが発表する「海外で最も再生された日本人アーティスト/楽曲top10」に2017、2018年連続でランクインしたほか、米国メディアのピッチフォーク、豪州新聞紙THE AGE、フランス公共放送FIPなどでその才能を称賛されるなど、国内外から注目される作曲家。
「ファンタスティックだ」―ジャイルス・ピーターソン
「飽きることの無い彼の旋律は果てしなく、他の音楽家と一線を画するものだ」-ピッチフォーク
「ピースフルで喚起的な音楽」-ファクト・マガジン