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オジー・オズボーンとシャロン夫妻の関係を描いた伝記映画が製作中「“ボヘミアン・ラプソディ”よりもっとリアルなものになる」
オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)とシャロン・オズボーン夫妻の関係を描いた新たな伝記映画が現在製作中であることを一家が認めている。
今回のニュースは、超常現象をテーマにした新たなリアリティ番組『The Osbournes Want To Believe』にオズボーン一家が再集結することが発表された直後に明かされた。同TVシリーズでは、息子のジャック・オズボーンが懐疑的な両親を“本格的な超常現象の信者”へと変えようする様子を映し出していく予定だ。
先日ローリング・ストーン誌に掲載されたオズボーン一家の最新インタビューの中でも、このオジー・オズボーンの伝記映画の製作について明かされており、同映画ではブラック・サバス時代のオジー・オズボーンは描かずに、1970年代後半にバンドを脱退し、シャロン・オズボーンと交際を始めた頃から物語がスタートする予定だという。
ジャック・オズボーンは、映画の進捗についてこう語っている。
「我々には脚本家がいて、1979年から1996年までを描く予定です。あまり多くを語ることはできませんが、映画の製作は順調に進んでいます」
オジー・オズボーンもこう付け加えた。
「私が理解している限り、この映画はシャロンと私、そして私たちの関係を描いたものです。私たちがどのように出会い、恋に落ち、どうやって結婚に至ったか。彼女は人生のパートナーです。彼女は僕と一緒にたくさん成長しましたし、僕も彼女と一緒にたくさん成長しました」
シャロン・オズボーンは、この映画について、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』のように、“清廉潔白”な内容にはなってほしくないと明かしている。
「映画“ボヘミアン・ラプソディ”は、それまでクイーンの音楽を知らなかった全世代を巻き込み、驚異的な成功を収めました。でも、私は素晴らしい映画だとは思っていません。彼らは(ストーリーの)時系列やそれに纏わる全てを変えてしまいました。だからこそ、“いい感じ”に作られていて、太鼓判付きの映画になったんです。私たちの映画はもっとリアルなものになるでしょう。清廉潔白な映画にはしたくありません。子供向けではなく、大人のための大人の映画を作るつもりです」と彼女は語った。
さらにオジー・オズボーンは、「シャロンは無名の俳優に私の役を演じさせたいんです」とも明かしている。
オジー・オズボーンに関わるもう一つの映画で、ヘヴィメタルのアイコンである彼の人生とキャリアを記録したドキュメンタリー映画『Biography: The Nine Lives of Ozzy Osbourne』も2020年9月7日にアメリカでプレミア上映される予定で、今作にはマリリン・マンソン、ポスト・マローン、ロブ・ゾンビなどのインタビューが収録されている。
Written By Tim Peacock
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