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故チェスターがリンキン・パーク以前に結成していたグレイ・デイズのアルバム『Amends』発売
アリゾナ州フェニックス生まれ、故チェスター・ベニントンがリンキン・パーク以前に結成していたバンド、グレイ・デイズ(Grey Daze)のアルバム『Amends』が2020年6月26日に発売となった。
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新作『Amends』は、グレイ・デイズのバンドメイトたち、ショーン・ダウデル、メイス・ベイヤーズ、クリスティン・デイヴィス、そしてチェスターの家族であるタリンダ・ベニントン、彼の両親、スーザンとリー、そして息子のジェイミ、彼ら全員が制作に参加。
チェスターが残したレコーディング音源に敬意を払い、ジェイ・バウムガードナーがプロデュース、バンド・メンバー以外にもKORNのブライアン・ウェルチ、ジェイムズ・シャファー、クリス・トレイナー(ブッシュ、ヘルメット、オレンジ9MM)、ペイジ・ハミルトン(ヘルメット)、LP(ローラ・ペルゴリッチ)、ジェイミ・ベニントン、ジェイせん・ラウチ(ブレイキング・ベンジャミン)、マルコス・クリエル(P.O.D.)、ライアン・シャック(オージー)などチェスターが愛していた面々も参加し、チェスターへの思いを存分にプレイで表現している。
アルバムのリリースを記念して、チェスターが「If I had a second a chance, I’d make Amends / やる直せるものなら 償いをしよう」と歌う「Morei Sky」のリリック・ビデオが公開となった。
またアルバム発売に際して、海外メディアのレビューが登場している。
「チェスターを愛していた人たちへの贈り物である『Amends』は、愛情を込めて作られたトリビュートであり、彼の音楽的遺産にほろ苦い章を加え、彼の過去と現在が丸く収まるようになっている」 – All Music
「ベニントンが本来持っている思春期のような気概を犠牲にすることなく、現代的にしあがっている」 – Rolling Stone
「暗い時代にグランジ調の光を提供してくれる」 – Billboard
「ベニントンの象徴的な歌声が新しい文脈で紹介される」 -– Revolver
「チェスター・ベニントンの声は時代を超越している…Grey Dazeは彼のヴォーカル・マジックを再び最前線に連れてきた…」 -– Loudwire
「最初の1分で…私たちはベニントンが成功した理由を思い出すのだ」 – Altervative Press
「とてもエモーショナル…」 – SPIN
「祝賀的であり、感情的でもあるこのレコードはチェスター・ベニントンのパワーの心に響かせる」 – Kerrang!
グレイ・デイズ『Amends』
2020年6月26日発売
初回限定盤CD+DVD / iTunes / Apple Music / Spotify
Grey Days /グレイ・デイズ
1992年に結成。フェニックスを拠点し、2枚のアルバム『Wake Me』(1994)と『no sun today』(1997)をインディからリリース。グレイ・デイズは1998年に解散し、チェスターはロサンゼルスのバンドXeroのオーディションに思いがけず参加、そのバンドが後にLinkin Parkとなる。 2017年、チェスターはGray Dazeの再結成を発表し、この再結成でバンドは約20年前のコレクションの中から選曲をし、それらを再構築、再録音、さらにライヴも行うとのことだった。 一旦このプロジェクトは2017年7月に棚上げとなったが、チェスターの未亡人タリンダや家族のサポートも得、グレイ・デイズはチェスターの意志を継ぎついに2020年にアルバム『Amends』を完成させた。
- グレイ・デイズ アーティスト・ページ
- リンキン・パークのヴォーカリスト、チェスター・ベニントンが41歳で死去
- チェスター・ベニントンから今年5月に亡くなったクリス・コーネルへ贈られた追悼の言葉
- パンクの勃興とピストルズ、そしてパンクから生まれたグランジ
- キャメロン・クロウ監督『シングルス』とクリス・コーネル
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